生田絵梨花が“心のほぐし方”を知った、ラジオの魅力とは。自身が眠れないときに聴くことも
生田絵梨花が、旅をしたいと思うときは?
──番組では、さまざまな地域に関するトークが繰り広げられ、聴いているだけで旅に出かけたくなります。お話している生田さんもそういう気持ちになっているのでは? めちゃくちゃ旅したくなってます(笑)! 毎回、リスナーの皆さんが最高のスポットやグルメを紹介してくださるので、行ったことがある場所でも「こんな素晴らしい地域だったんだ……!」と再発見できますし、また足を運びたくなりますね。 ──これまで実際に足を運んで感じた、素晴らしい旅行体験を教えてください。 沖縄の宮古島が最高でした! 2023年の夏に行ったんですけど、ちょうど台風が過ぎ去った後で、海の透明度が抜群に高かったんです。空は青いし、海も透き通っていて、そんな中でスキューバーをしたり、いろんな橋の上を車で走ったり。宮古島は車で移動できる距離感なので、観光スポットに移動する道中もめちゃくちゃ楽しかったです。 ──宮古島グルメは楽しみましたか? 宮古そばや、自分で釣りをして釣った魚も食べました。 ──釣りは苦戦しなかったですか? それが、すっごく釣れたんです! “必ず釣れる”というスポットに地元の方に連れてってもらったら、大きなサイズのお魚もたくさん釣れました。それをお店に持っていくと調理もしてくれて。新鮮でおいしかったです。 ──旅する目的は、自分へのご褒美だったり、行き詰まったときのリフレッシュだったりそれぞれにあると思いますが、生田さんが「旅しよう」と思うきっかけは? 一生懸命お仕事をして、駆け抜けたと思えたときですね。頑張ったあとに行きたくなります。 ──ご褒美とリフレッシュを兼ねているというか。 そうですね。いったん日常から離脱するような感じです。生活する景色を変えることで、新たな気持ちになれます。やっぱり普段、お仕事をしていると、自動的にそのことばかりを考えちゃうんです。でも、自分の生活区域から離れると、まっさらな状態になれるというか。そういう体験はすごく大事なことだと思っています。 ──旅先ではお仕事のことは考えない? 基本的には切り替えるようにしています。もちろん、締め切りが迫っているものがあれば考えますが、そういうときはだいたい眠りにつけなくなっちゃう。考えることは好きなんですけど、どうしても脳が働いてると、体も休めなくなっちゃいますよね。 ──そういう夜にラジオを聴いている、と。 そうですね。考えないようにしようと意識してもひとりでいると結局は考えちゃう。そんなときに人の声を聞いて、話に耳を傾けると、その思考から離れられるんです。 ──竹内まりやさんとの収録では「免許を取りたい」と宣言していましたが、今後免許を取得したらどこにドライブに出かけたいですか? キャンプに行きたいです。東京から気軽にいけるような距離……埼玉や神奈川にもキャンプできるところがありますよね。電車だと荷物もあるし億劫になっちゃったりするけど、車だったらサッと行って、リフレッシュできるんじゃないかなと憧れています。 ──今後、番組で挑戦したいことがあれば教えてください。 以前、生放送をしたときにファンの方と生電話したら、リアルタイムで反応が返ってくるのがすごく楽しかったので、公開収録に興味があります。それから、収録ブースで弾き語りもしてみたいです。そしてまたいつか素敵なゲストをお迎えできるように、これからも頑張っていきます。 (取材・文=中山洋平、撮影=竹内洋平)