「クーペにもPHEVモデル」 MB GLC 350 e 4マティック・クーペ・スポーツ・エディション・スター
インテリアデザイン
ダッシュボードは上下2つの部分に分かれ、上部は翼のような形状に、航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の新デザインの角型エアアウトレットが配置されており、スポーティさを演出する。 下部には大きなインテリアトリムが広がり、標準仕様でもオプション選択時でもリアルウッドインテリアトリムを採用し、質感の高い室内空間を演出したと述べた。 ■アンスラサイトライムウッドインテリアトリム(標準仕様) ブラックに近いダークグレーに着色され、垂直方向に木目が現れるマット仕上げのライムウッドインテリアトリム。シックで落ち着いた印象を与える。 ■ブラックオープンポアウッドインテリアトリム(AMGレザーエクスクルーシブパッケージ仕様) ブラックのウッドにオープンポア(マット)仕上げを施し、アクセントとして垂直方向にアルミニウムのラインを取り入れたウッドインテリアトリム。ラグジュアリーでありながら、クールな雰囲気も併せ持つ室内空間を演出する。 ダッシュボードの両端を囲むドアパネルはシンプルでモダンなデザインが目を惹き、ドアのセンターパネルはアームレストを一体化しており、垂直面から水平方向に張り出す。 アームレストの前部はセンターコンソールのデザインを反復するように、クロームがあしらわれ、ここはグラブハンドルとなるほか、ドアを閉めるときのグリップともなる部分で、パワーウインドウのスイッチが配置された。 ■室内を彩る「アンビエントライト」 64色から選択可能で、単色の発光に加えて色の連続変化が可能。また、エアコンディショナーの温度設定に連動して、青や赤に点灯する。 GLC 350 eクーペには、メルセデス・ベンツの最新世代のステアリングホイールも採用され、ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性も有している。 また、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能を、従来のタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定するものから、リムに静電容量式センサーを備えたパッドへの接触で判定するものへ変更したことにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上させている。 加えてGLC 350 eクーペは、390L~1335Lの大容量ラゲッジルームもを備えた。