角田裕毅は”今季ワースト”19位 フェルスタッペン逃げ切り今季7勝目 F1スペインGP
◇F1第10戦スペインGP決勝(2024年6月23日 バルセロナ カタルーニャ・サーキット=1周4.657キロ×66周) RBの角田裕毅は今季完走レースでワーストの19位に終わった。17 番グリッドから好スタートで15番手に浮上も、2台に抜かれて7周目で17番手に後退。10周目で早くもピットインしてタイヤをソフトからミディアムに、20周目にはハードに、46周目には再びソフトに変えたが、アップデートを施したはずのマシンはGPを通じてペースが上がらなかった。ピットレーンでの速度違反で5秒のタイムペナルティーも受けるなど散々なレースとなった。 2番手からスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2連勝で今季7勝目、通算61勝目をマークした。4番手から出たメルセデスのジョージ・ラッセル(英国)が抜群のスタートでトップに出たが、フェルスタッペンは3周目でオーバーテーク。ポールポジション(PP)から出てピットインのタイミングを遅らせ、終盤に猛追してきたマクラーレンのランド・ノリス(英国)を2・2秒抑えて逃げ切った。 2位は2戦連続でノリス、3位はメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)で今季初の表彰台。母国GPだったフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)は6位、アストンマーチンのフェルナンド・アロンソ(同)は12位だった。 ◇決勝順位 (1)フェルスタッペン(レッドブル) (2)ノリス(マクラーレン) (3)ハミルトン(メルセデス) (4)ラッセル(メルセデス) (5)ルクレール(フェラーリ) (6)サインツ(フェラーリ) (7)ピアストリ(マクラーレン) (8)ペレス(レッドブル) (9)ガスリー(アルピーヌ) (10)オコン(アルピーヌ) (11)ヒュルケンベルク(ハース) (12)アロンソ(アストンマーチン) (13)周冠宇(キックザウバー) (14)ストロール(アストンマーチン) (15)リカルド(RB) (16)ボッタス(キックザウバー) (17)マグヌセン(ハース) (18)アルボン(ウィリアムズ) (19)角田裕毅(RB) (20)サージェント(ウィリアムズ)