東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値上がり率1位の銘柄は“業績好調→株式分割”で需要増に期待か【昨日の株価】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年10月7日(月)の騰落率ランキングをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:ウェザーニューズ〈4825〉……前日比+730円(+13.18%)/終値6,270円 【売買材料】 10月4日(金)取引時間終了後、第1四半期連結決算を発表。増収増益かつ第1四半期としては過去最高の業績を示したことが好感された模様。また同時に、11月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表。株式の流動性が高まるとの見方からこれも好材料視されたとみられている。年初来高値を更新。 2位:芝浦メカトロニクス〈6590〉……前日比+1,060円(+12.54%)/終値9,510円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。 3位:瑞光〈6279〉……前日比+125円(+10.25%)/終値1,344円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。10月3日(木)取引時間終了後、25年2月期第2四半期累計(3~8月)決算にて経常損益の赤字転落を発表。また、従来未定としていた今期の年間配当は10円(前期は20円)に。これらを受けて株価は翌日4日に急落していた。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:ディスコ〈6146〉……前日比-2,490円(-6.27%)/終値37,220円 【売買材料】 10月4日(金)取引時間終了後、25年3月期第2四半期の出荷額を発表。第2四半期ベースで過去最高の出荷額を記録したものの、第1四半期比で1.2%減少しており、出荷ペースの鈍化が売り材料視された模様。 2位:霞ヶ関キャピタル〈3498〉……前日比-930円(-4.99%)/終値17,720円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。決算を控えた持ち高調整の売りが優勢となったか。 3位:広済堂ホールディングス〈7868〉……前日比-18円(-3.46%)/終値502円 【売買材料】 10月4日(金)取引時間終了後に発表した24年3月期決算短信の訂正を受けて売りが広がった模様。
THE GOLD ONLINE編集部(株式投資取材班)