Jフェアプレー賞授賞式で異例の爆笑スピーチ…進藤亮佑「僕だけフェアじゃない」安西幸輝「アイラブ、マミー。アイラブ、ダディ」
Jリーグは10日、年間表彰式のJリーグアウォーズを開催し、フェアプレー賞高円宮杯を受賞したセレッソ大阪の代表者DF進藤亮佑、フェアプレー個人賞を受賞した鹿島アントラーズのDF安西幸輝が異例の爆笑スピーチで会場を沸かせた。 【写真】乃木坂46五百城茉央が優勝もたらす“勝利の女神”に(全20枚) 初めに登壇した進藤は冒頭で「衣装が僕だけ自前なんですけど。みんなタキシードとか用意されていて、僕だけフェアじゃないんですけど……(笑)」とクラブ側の対応に自虐。MCの影山優佳さんから「フェアプレー賞とは」という鋭いツッコミが飛ぶ中、「ありがたい賞をいただいたのでそこは誇りに思っています」と喜びを語った。 また槙野智章さんが「進藤選手ありがとうございました!」と締めの司会が入る中、進藤は「もう少し喋らせてください」とスピーチを続行。「優勝したヴィッセル神戸さんと楽屋が一緒だったんですよ。お前フェアプレー賞なのに弁当食うんかみたいな、コーヒーにミルク入れるんかという目線がすごかったんで、来年は優勝というタイトルを取ってここに戻ってきたいと思います」と宣言し、会場を盛り上げた。 さらに続いて登壇した安西も「フェアプレー賞の受賞は初めてですけど、お父さんとお母さんから人を傷つけてはいけない、人を馬鹿にしてはいけないと言われて育ちました。小さい頃からこの賞を取るためだけにサッカー選手を始めたので、サッカー選手になってこれを取ったことが本当に唯一の誇りだと思います」とユーモアを込めてスピーチ。「お父さん、お母さん、ありがとう。アイラブ、マミー。アイラブ、ダディ。サンキュー!」と高らかに叫び、会場の笑いを誘っていた。 もっとも、これに困惑したのが同じくフェアプレー個人賞を受賞したC大阪のGKキム・ジンヒョンとサンフレッチェ広島のGK大迫敬介。キムは「こういった賞をもらうのは初めてで嬉しく思っています。僕は前の2人みたく僕はふざけることはできません、性格上そういうのはできないタイプなので(笑)、たくさんの方々がJリーグを楽しめるように頑張っていきたいです」、大迫は「僕も真面目に行きたいと思います。個人的には昨シーズンに引き続き2回目でいただくことができました。来季もフェアに、自分のプレーでたくさんの方を魅了できるように頑張っていきたいです。真面目ですみません!」と苦笑い気味のスピーチとなった。