“執事”が明かす、超富裕層たちの意外すぎる日常。一般人との出会いは皆無、結婚相手で多いのは
ヨガのレッスンのために「先生を世界中に同伴させる」
それはなんと、ヨガの先生だったのだとか。 「その方はヨガのレッスンを受けるために、先生に家に来てもらうだけではなく、熱海や六本木などの旅先にも同行させていました。『1日2回、朝10時と昼3時にヨガのレッスンを15分やる』という契約なので、先生は会議中でも入ってきて、ヨガの指導をします」 よほどのヨガ好きでも、そこまでされるとさすがにしんどそうだ。しかし、ヨガの先生は契約を履行しないとクビになるので必死だという。 お金があるからこそ、一般人のように「今日は仕事が忙しいから、ヨガはやめておこう」とはならず、どんな状況でもヨガができてしまうわけだ。 はたして、それは幸せなのだろうか? 「お金持ち全般に言えるのですが、すごく幸せそうな方ってあまりいないんです。この方も、ヨガを心から楽しんでいるようには見えませんでした。いつも過労気味で、遊び疲れていましたね」 ――お金を持っていれば何でもできてしまうぶん、ある意味「お金に振り回されてしまう」のではないだろうか? そう筆者が指摘すると「はい。でも、お金に固執しているからこそ、お金持ちになれるんですよ」と新井さんはさらりと返すのだった。 <取材・文/綾部まと> ―[超富裕層の生活]― 【綾部まと】 ライター、作家。主に金融や恋愛について執筆。メガバンク法人営業・経済メディアで働いた経験から、金融女子の観点で記事を寄稿。趣味はサウナ。X(旧Twitter):@yel_ranunculus、note:@happymother
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