【PFL】日本時間11月25日に行われたPFLワールドチャンピオンシップで、モハメド・アリの孫、ビアッジョ・アリ・ウォルシュが劇的なKOを飾った。

ビアッジョ・アリ・ウォルシュ

日本時間11月25日、総合格闘技団体プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)の年間王座を決める大会「ワールドチャンピオンシップ」が行われ、6人の年間王者が決定し2023シーズンは幕を閉じた。 舞台上には5人の新たなPFL世界チャンピオンが誕生した。だが、前座試合の中にも見逃せない一幕があった。 ボクシングのレジェンド、モハメド・アリの孫であるビアッジョ・アリ・ウォルシュが「アマチュア・ショーケース」の一戦に登場。3分3ラウンド、ライト級契約でジョエル・ガラルザ・ロペスと対峙した。 アリ・ウォルシュは持ち前の打撃とスピードで終始主導権を握った。3ラウンドの試合の直前、アリ・ウォルシュは強烈な右ストレートをロペスに見舞い、試合を手中に収めた。この一撃でロペスは姿勢を大きく崩し、その後に繰り出された左フックが当たるとマットに沈んだ。レフェリーは試合を止めるしかなかった。 この劇的な一戦はアリ・ウォルシュが飾った完璧な2023シーズンを締めくくる一戦となった。予定された4試合すべてで勝利を収め、その全てがKO勝利だったのだ。