スコアや飛距離自慢をしてくる“マウントおじ”がウザすぎる! 遭遇してしまったときの対処法とは?
面倒な自慢には“興味がある風”の質問で応戦?
また、飯島氏は「同伴者の自慢話をすぐに切り上げさせたいなら、相手の気を悪くさせない範囲内で、予想外の質問をぶつけてみるのも効果的」と話します。 「プレーした前提条件が分からない状況で『この前のラウンドで70台を叩き出した』という風に話をしてくる人がいます。その際は、まず『すごいですね』と受け止めてあげて、相手の気分を損ねないようにします」 「そのうえで、『プレーしたゴルフ場の名前は何なのか』『総ヤーデージはいくつでどのティーイングエリアでプレーしたのか』『グリーンのスピードやコンパクションはどうだったのか』といった質問を返してみるといいでしょう」 「相手は『自分の話に興味を持ってくれている』と思いつつ、受け答えに少々困るようなことを聞かれてタジタジになり、『過度な自慢話はやめておこう』とやがて分かってもらえると思います」 「ちなみに、トーナメントコースやチャンピオンコースと呼ばれる上級者向けのコースの場合、バンカーやハザードなどが、バックティーからドライバーで200ヤード台後半を出したときにうまく引っかかるような配置になっています」 「要するに、ドライバーの飛距離が200ヤード台前半のアベレージゴルファーのことは相手にしておらず、そのような人がバックティーから打ってバンカーやハザードを回避できるのは当たり前なのです。一方で、総ヤーデージが平均より短くて普段より良いスコアが出るのも当然というわけです」 グリーンスピードが遅かったり、ピンの位置が狙いやすい場所に切られたりしているとパッティングの難易度が低くなるため、当日のグリーンコンディションを聞いてみるのも効果があるはずです。 自慢話をうっとうしく思う人は少なくないですが、面倒だからと不愛想な態度を取ってしまうと、トラブルにつながりかねません。話を受ける側も聞き方や受け答えの仕方を工夫して、どうせなら楽しくコミュニケーションが取れるといいですね。
ピーコックブルー