米スト労組、7日交渉再開 ボーイング、早期終結課題
【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングに対し、ストライキを続ける同社の労働組合は4日、今月7日に経営側との交渉を再開する方針を明らかにした。業績低迷に伴い財務状況が悪化する中、経営側にとってストの早期終結が重い課題となっており、組合側との妥協点を見つけられるかどうかが焦点となる。 ボーイングの労組は9月12日に、執行部が会社側と暫定合意した25%の賃上げを含む新たな労働協約案を否決。翌13日からストに突入していた。ストにより米西部ワシントン州シアトル郊外の工場などが操業を停止し、小型機「737MAX」といった機体の製造に影響が出ている。