タフでパワフルなデジタルギアは、災害時に最低限の照明や情報源を確保するための最重要必須アイテム
■最小限のバッテリーの備えにまずは小容量の電源を
アイリスオーヤマ 「バッテリーステーション」(2万1780円) 【収納スペースや価格の問題で大型のポータブル電源を検討しづらければ、小型製品を要チェック。本機はLEDライト機能も搭載します】 マグボトルサイズのコンパクトなポータブル電源。モバイルバッテリーより大容量で、一般的なポータブル電源より気軽に持ち出しやすいサイズ感が特徴だ。製品寸法はW約77×D約82.5×H約155.8mmで、質量は約1.36kg。IP54の防水防じん性能も備える。動作温度は0~35℃。
■乾電池でスマホを充電できる
パナソニック 「乾電池式モバイルバッテリー(BH-BZ40K)」(実勢価格:2020円前後) 【もしもの際にスマートフォンを充電できる乾電池式のモバイルバッテリー。別途、乾電池の備蓄とUSBケーブルが必要です】 単3形乾電池4本、または充電池4本をセットするとスマートフォンなどへの充電が可能になるモバイルバッテリー。単3形乾電池「エボルタNEO」4本も同梱される。電池残量を個別に検知して、交換時期を知らせてくれるランプが備わっていることもユニークだ。USB出力はDC5V~4V/1A~0.05A。
■ソーラーパネルがあれば晴れた日に発電できる
Jackery 「Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル セット」(11万6800円) 【緊急時の電力確保に心強いアイテム。ソーラーパネル単体が欲しい際は「Jackery SolarSaga 40 mini」(1万7900円)も要検討です】 4つ折り構造で、コンパクトに収納・携行しやすいソーラーパネル。両面セルテクノロジーを採用したことで、コンパクトさを実現しながらも、発電効率は維持されている。収納時のサイズはW425×D422×H55mmで、重量は3.2㎏。IP68の防水防じん性能を備える。単体販売がないのでセット商品をチェック。
■ラジオは手回しよりも乾電池がイマドキ
スターリング 「防災セットに入れておくと便利な『ミニラジオライト』(STP-305WH)」(5500円) 【乾電池の保存可能期間が延びたことを受け、疲れる手回し充電よりも、備蓄の乾電池を使うことを採用した製品。緊急時の情報収集に◎】 単4形乾電池3本で駆動する防災用ラジオライト。必要性の低い手回し充電を廃止し、コンパクトさを実現。防災セットにも入れておきやすく、ライトとしても取り回しが良い。サイレン再生ボタンや、イヤホンジャックも搭載。寸法はW130×D33×H50mm、重量は110g。バリエーションは4色。
■カセットボンベで動く発電機
Honda 「エネポ EU9iGB」(12万1000円) 家庭用のカセットボンベで使える発電機。折りたたみ式のハンドルと車輪が備わっており、移動して利用しやすい。定格出力は900Wで、小型の電気ポットやハロゲンヒーターなどが使える。カセットボンベ2本での最長連続運転可能時間は約2.2時間(エコスロットル時)。使用温度範囲は5~40℃。 (※「GoodsPress」10月号の記事をもとに構成しています)
<文/井上 晃>