世界6位ルバキナ、ウインブルドン女王に導いた元コーチを再招聘!「素晴らしい2025年になることを祈っています」<SMASH>
女子テニス世界ランク6位のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が1月2日に自身のインスタグラム(@lenarybakina)のストーリーズ(24時間で自動消去される投稿)を更新し、約4カ月前に離別していた元コーチのステファノ・ブコフ氏(クロアチア/37歳)をチームに再招聘したことを正式に発表した。 【画像】ルバキナはじめ、全米オープン2024で熱戦を繰り広げた女子選手たちの厳選写真! ルバキナとブコフ氏は2019年2月にタッグを結成。以降ルバキナは22年のウインブルドンでの四大大会初優勝を含めツアー8大会でタイトルを獲得するなど、両者は良好な協力関係を築いていた。ところが2人は24年8月に突如パートナーシップを解消した。 11月にルバキナは四大大会最多タイの24勝を誇るノバク・ジョコビッチ(セルビア/現7位)の元指導者であるゴラン・イバニセビッチ氏(クロアチア/53歳)をチームに迎え入れ、プレシーズンから新体制をスタートしていた。 海外テニスメディア『Tennis.com』によると、以前からルバキナは絶え間なく怒鳴り散らす激しいコーチングスタイルを確立しているブコフ氏から日常的に暴言を浴びせられ、そこに両親が介入して両者がコーチ契約を終了したという噂が広まっていたという。 しかし先日ルバキナは「それは単なる噂に過ぎない」と一連の報道をきっぱりと否定。むしろ「私たちは5年間で素晴らしい結果を出したと思う」とブコフ氏への尊敬の念を口にしていたほどだった。 なお今後はイバニセビッチ氏とブコフ氏が共同でルバキナをサポートしていくようだ。今回のストーリーズへの投稿でルバキナは、新シーズンの意気込みを交えて次のように簡潔に報告している。 「みなさん、こんにちは。ステファノ・ブコフ氏が25年シーズンに私のチームに加入することをうれしく思います。全てのサポートに感謝するとともに、素晴らしい2025年になることを祈っています」 24年シーズンはケガや体調不良による欠場または途中棄権が目立ったルバキナ。強力な布陣を形成した25歳の再起に期待したい。 文●中村光佑
【関連記事】
- 世界5位のルバキナがイバニセビッチ氏をコーチに招聘!「彼は指導者としての経験も豊富だから」と期待<SMASH>
- 世界4位のルバキナ、背中のケガが癒えずアジアツアーから撤退!「健康を優先することが最善であると判断しました」<SMASH>
- 前回大会女王ルバキナが胃の不調によりBNPパリバ・オープンを棄権「今は休んで回復し、全力で戦えるようにする」<SMASH>
- 新シーズンが「とても楽しみ」と意欲的な大坂なおみ。一方で「一定の順位を超えなければプレーできない」とツアー撤退もほのめかす<SMASH>
- 復活ロードを歩むハレップがケガで全豪オープン欠場を発表「残念ながら再びヒザと肩に痛みを感じました」<SMASH>