女性の起業で「稼げる人・稼げない人」を分ける決定的な違い
仕事の話を家族に話せるかどうか
女性が自分のビジネスをはじめるときは、家族の理解と応援がとても大切です。 でも、実際には応援されないばかりか、時には反対されることもあります。 その理由は「あなたが何をしているのか、よくわからないから」ということが多いです。 さらに、あなたがなんだか楽しそうにしているのを見て、夫は「自分はつまらない会社に我慢して行っているのに!」と不満を感じてしまうのです。 このような問題を解決するために、家族に自分のビジネスのことを話しましょう。 自分がどんなことに楽しいと感じて、どんなおもしろいことがあるかを家族に共有してみてください。 時には、うまくいかなかったことも、それを乗り越えたことも共有しましょう。家族を「自分の応援団」にするのです。 「女性のほうが幸せを感じる家庭に離婚のリスクはないが、男性のほうが幸せを感じる家庭は離婚リスクが上がる」というデータがあります。 つまり、あなたが夫よりも幸せでないと感じている夫婦は、うまくいかなくなる可能性があるのです。 これは、私が女性だから、自分にとって都合のいいことを言っている、というわけではありません。そもそも男性で、幸せになることにこだわっている人や、それを目的に生きている人は少ないのです。 そして、大変なときには「助けて」と言って、家事や育児を手伝ってもらうことも大切です。家事や育児を分担することで、ビジネスに必要な時間をつくり出すことができます。 家族があなたのビジネスを理解して応援してくれるようになると、どんなに大変なことがあっても乗り越えられる気がしますし、実際にそうなっていきます。
稼げないタイプは一人で何でもやれる人
私が以前主宰していたあるプログラムで、受講生たちに大きな変化をもたらした〝仕組み〟についてシェアしたいと思います。 実際にこのプログラムは、3か月でゼロから30万円を稼ぐための「売れない認定講師の矯正プログラム」として、多くの女性起業家をサポートしてきました。 参加資格は、少額の1day講座の受注が3件以内の人に限定しており、彼女たちはセールスの講座を受けても、売上が思うように上がらないという共通の悩みを抱えていました。 3か月後、みんな驚くべき成果を上げました。 第1位は69万円、第2位は66万円、第3位は39万円という売上を達成したのです。 この成功をもたらしたのは、「助けて!」という言葉を提案したことでした。「チーム戦なの!課題が出ているの!応援するつもりで助けて!」このセリフを使い、SNSや個別メッセージで告知したのです。 この「助けて!」という言葉には、「ベンジャミン・フランクリン効果」という心理的効果があります。 人は助けた相手に好意を抱くようになるのです。助けてくれた人ではなく、助けた人を好きになります。この効果を利用し、彼女たちは多くの人々と約束を取りつけ、次々と成果を上げていきました。 このように、人に頼ることも事業主としての重要なマインドセットの一つです。 すべてを自分でやろうとせず、他者の力を借りることでビジネスの成長を加速できます。助けを求めることで、多くの人々から応援され、成功への道が開けるのです。