バルセロナCBクレマン・ラングレ

　アトレティコ・マドリードがバルセロナに所属する元フランス代表DFクレマン・ラングレの獲得に近づいているようだ。23日、移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏が報じた。 　29歳のラングレは、2018年夏にセビージャからバルセロナへ加入すると、4シーズンで公式戦160試合に出場。しかし、2021－22シーズンは出場機会を大きく減らし、翌シーズンはトッテナム、昨シーズンはアストン・ヴィラへ期限付き移籍していた。ローン期間満了に伴い、今夏バルセロナへ復帰したラングレだが、ハンジ・フリック新監督の構想外となり、移籍先を模索していた。 　そんな中、23日にロマーノ氏は、アトレティコ・マドリードがラングレの期限付き移籍に関して、バルセロナとクラブ間合意に至ったと報じた。同氏によれば、ラングレはバルセロナとの現行契約を2027年6月まで1年間延長したうえで、アトレティコ・マドリードへローン移籍するとのこと。また、買い取りオプションは付帯せず、アトレティコ・マドリードが給与の大部分を支払うことで合意に至ったようだ。メディカルチェックは現地時間の24日に行われ、同日に発表される見込みだと報じられている。 　なお、アトレティコ・マドリードは今夏の移籍市場で大型補強を敢行しており、すでにレアル・ソシエダからCBロビン・ル・ノルマン、ビジャレアルからFWアレクサンダー・セルロート、マンチェスター・シティからFWフリアン・アルバレス、チェルシーからMFコナー・ギャラガーを獲得。4選手に総額2億ユーロ（約325億円）以上を費やしている。