国内メジャー初戦ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップが今日から開幕! 海外組の勝みなみ、西村優菜、古江彩佳、絶好調の竹田麗央の心境はいかに!?
注目して欲しいところを聞くと、「ショットのレパートリー。日本だけじゃできなかったものをアメリカツアーで鍛えているところもあるので、セカンドに注目して欲しい」との回答だった。 また、昨日はジュニア時代から憧れの宮里藍と同組でプロアマに参加。アメリカでの生活やメンタル面の他、アメリカのコースの攻略法について相談に乗ってもらったという。プロになりたいと思うきっかけを宮里からもらったということもあってか「GWということもあってジュニアの子も結構来てくれるのかなと思うので、いいプレーを見せられたらいいな」と話した。
古江彩佳「目標はパリ五輪」
4月30日の朝5時に帰国し、そのまま練習ラウンドに挑んだ古江。「メジャーというのは分かっているけど、国内で今年初めて出る試合なのでしっかり楽しみたい」「タフなスケジュールだけど試合がしたいという思いが強いので気になりません」と疲れを感じさせない。忙しいスケジュールのときは体のケアをしてもらい調整を行っているという。 今季はアメリカを主戦場にしながら、意識しているのはやはりパリ五輪。現在の世界ランキングは23位で日本勢の中で2位。現状では国内で上位2名までが出場できるとあって「パリ五輪をしっかり頭において上位争いに参加して世界ランキングを上げることを意識しています。優勝すればジャンプアップできると思うので、6月までに1勝したい」と東京五輪では露わにしなかった意欲を見せた。 今回の意気込みを聞くと、「メジャーなりに距離も長くてグリーンも速かったりするので、パーオンさせること、アプローチでしっかり寄せることでパーセーブしてスコアメイクしていきたい」。ショットはぼちぼち整っているということで課題はパター。「ショットで寄せたものを活かせるようなパターはもちろん、10メートルのパットでも、ひとつふたつ毎日入れていきたい」とのこと。 先週出場したJMイーグルLA選手権のグリーンは、パッティングですら跳ねやすく攻略が難しいとされるポアナ芝。芝質の違いに翻弄されることなく「しっかり打っていきたい」と意気込んだ。
=== コースセッティングを担当した茂木宏美プロによると、雨天でも硬くて速かったグリーンは大会当日晴れたらさらに速さを増すだろうとのこと。「パッティングやアプローチがキーになってくるため、飛距離がない選手でもグリーン周りの精度が高ければ優勝のチャンスがある」と話した。また、14本すべてに上手く対応できることが求められ、総合力が問われるセッティングになっているという。 まさに“国内メジャー”にふさわしい環境で開催されるワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ。どのような展開が繰り広げられるのか4日間注目したい。 PHOTO/Tadashi Anezaki
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