国内メジャー初戦ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップが今日から開幕! 海外組の勝みなみ、西村優菜、古江彩佳、絶好調の竹田麗央の心境はいかに!?
勝みなみ「試合に出るからには優勝を目指したい」
USLPGAのTモバイルマッチプレーで5位、シェブロン選手権で9位と直近2試合を上位で終えている勝。今シーズンはまだ一度も予選落ちしておらず、大きな自信に繋がっているという。ゴルフ自体の調子も「だんだんよくなってきていて、自分のイメージ通りの球が打てることが増えました。練習ラウンドでは、イメージ通りに打てたり打てなかったりではあったけど、世界ランクを上げたいと思っているので、それに向けてしっかり調整したい」とのこと。 好調の裏にはスウィング改造の安定もあった。「今まで4、5年悩んできたんですが、やっと“この動きをすれば大丈夫”というのに出合えて。ミスしても、今のは動きが違ったなと理解することで気持ちの切り替えもできるようになりました」「去年の11月からショットの調子が本当によくなってきていて、バーディチャンス2メートルくらいについてくれたりとか。距離もいい感じになってきているのでこの状態を保ちたいですね」「帰国して2週間、クラブを握らなかったんですが、それまでのいい部分は残って悪い部分は消えた感覚」と話し、帰国後も好調をキープできていることを話した。 本コースについては「西よりもアップダウンがあるし、コース中央がへこんで木が生えていたり、グリーンのアンジュレーションもあるので、去年とは攻め方が違ってくると思います。距離が長いので飛距離はあったほうがいいとは思いますが、ゴルフは何が起こるかわからないので……。オフに練習させてもらっているコースなので、恩返ししたいなと思っています。」「カットショットができるようになったり、海外でいろんな技を手に入れました。グリーン上はロングアイアンやウッドが止まりづらいことがわかっているので、いろんな技を使って攻めていきたいです」と、試合にでるからには優勝を、と話す言葉にしっかりとした裏打ちがあることを感じさせた。
西村優菜「1打1打大切に集中していいプレーをしたい」
2021年の本大会で優勝している西村。練習ラウンドでプレーした印象を聞くと「今年は優勝した2021年と同じ東コースですが、まわってみると印象が違いました。グリーンが硬くてすごい仕上がっていたので、距離を合わせるのが難しくなっていると思います。3年前は若さもあって怖いもの知らずでイケイケドンドンでしたが、アメリカでいろいろな経験をして気持ちの面で変化があったように思います。でも、アメリカでグリーン周りはすごく鍛えられているし、当時よりも上手くなっていると思うので、この経験を今週活かせたらいいなと思っています」と話し、気持ち新たに今大会へ挑む様子が伺えた。 ショットについては「リズムが少し崩れてしまって正直あまりまとまっていない」と話していたものの、「全般的に難しいので、そのなかでも簡単なところを自分のなかでも把握して、そこは攻めてもいいかなというところと、しっかり守らなきゃというところも中にはあるので、メリハリが大事かなと思います」と4日間通してのイメージはしっかり湧いているよう。