【エリザベス女王杯】久々の勝利を目指す昨年の3着馬ハーパー 2戦連続最下位から巻き返しなるか
昨年2月のクイーンC以来の勝利を目指すハーパー(4歳、栗東・友道康夫厩舎)は、昨年のエリザベス女王杯で3着に入っているが、その後は大敗が続いており、ヴィクトリアマイル15着、府中牝馬S15着と直近の2戦はいずれも最下位に敗れている。グレード制が導入された1984年以降、前走最下位だった馬のJRA・GI制覇は2010年スプリンターズSのウルトラファンタジー、21年安田記念のダノンキングリーが記録しているが、ハーパーは昨年3着に入ったエリザベス女王杯で復活の勝利を挙げることができるだろうか。同馬には、歴代最多のエリザベス女王杯4勝を挙げている武豊騎手が騎乗する予定だ。なお、前走が府中牝馬Sだった馬は過去10年のエリザベス女王杯で4勝、2着6回、3着2回という成績を挙げており、今年はハーパーを含め7頭の府中牝馬S組が登録している。