京都府丹波地域で紅葉じわり 樹齢400年のカエデも 名所では順次ライトアップ
秋深まり、京都府の丹波地域でも木々が色づき始めた。紅葉の名所ではライトアップが順次スタート。神蔵寺(京都府亀岡市薭田野町)では、ここ数日の冷え込みでカエデのトンネルに少しずつ赤みが増し、夜に秋色が映える。 同寺は、樹齢400年といわれるカエデの大木もあり、紅葉スポットで知られる。今年は予想より色づきが遅かったが、あと数日で見頃を迎えるという。 当初11日までを予定していたライトアップは17日ごろまで延長する。日没から午後8時まで。拝観料500円。 松本義啓住職は「今年は葉がみずみずしい。高低差による色づきの移ろいが楽しめる」と話す。 鍬山神社(同市上矢田町)は新型コロナウイルス禍でライトアップを中断していたが、今秋から再開。8~10日午後5~8時に照らす。拝観料300円。 このほか亀岡では、出雲大神宮(千歳町)で15~17日(午後5~8時、無料)、京都丹波KAMEOKA夢ナリエ(宮前町)で23日~12月25日(午後5~9時、中学生以上800円、土日祝日は千円。小学生以下は半額、4歳以下無料)にライトアップがある。 京都府京丹波町大朴の廣昌寺は既に始まり、11月下旬まで点灯する予定。午後5~10時、無料。