世界11位に圧勝でツアー初8強、28歳タウンゼント 第4シードのオスタペンコを60分で撃破<女子テニス>
ナショナル・バンク・オープン
女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)は日本時間10日(現地9日)、シングルス3回戦が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク71位のT・タウンゼント(アメリカ)が第4シードで同11位のJ・オスタペンコ(ラトビア)を6-2, 6-1のストレートで破り、ツアー大会初のベスト8進出を果たした。 【ガウフらナショナルバンクOP組合せ】 ダブルスを主戦場に戦う28歳のタウンゼントは今季のダブルスでは1月のアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)で優勝するとウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でグランドスラム初タイトルを獲得。前週のムバダラ・シティ・DCオープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)では今季3勝目を挙げ、ダブルス世界ランク7位に立っている。 また、シングルスでは4大会で16強入りしており今年4月8日付の世界ランキングでキャリアハイとなる57位を記録した。 今大会では予選から出場し予選決勝でストレート負けを喫するもラッキールーザーで本戦入り。本戦1回戦では第16シードのD・ヤストレンスカ(ウクライナ)が6-3, 3-1の時点で棄権したため初戦突破。2回戦では世界ランク160位のM・スタクシッチ(カナダ)を下し16強入りした。 そして3回戦、タウンゼントはファーストサービスが入った時に76パーセントの確率でポイントを獲得。1度のブレークを許したもののリターンゲームでは5度のダブルフォルトを犯すなどサービスゲームが安定しないオスタペンコから6度のブレークを奪い、1時間で圧勝した。 勝利したタウンゼントは準々決勝で第8シードのE・ナヴァッロ(アメリカ)と対戦する。ナヴァッロは3回戦で第11シードのM・コスチュク(ウクライナ)を7-5, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第3シードのJ・ペグラ(アメリカ)、世界ランク53位のP・スターンズ(アメリカ)、同132位のA・アニシモワ(アメリカ)が8強に駒を進めた。
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