元横綱・鶴竜の音羽山親方 朝青龍の思い出は「3日間連続で…あれはきつかった」
大相撲の元関脇でタレントの豊ノ島(41)が5日までに自身のYouTubeチャンネル「豊ノ島のお相撲ちゃん」を更新。ゲストに元横綱・鶴竜の音羽山親方(39)を迎えた。 音羽山親方は「横綱までなって引退したのは良かった。何の悔いもない」と現役時代を振り返る。そして話題は横綱と思い出の対戦へ。鶴竜は2006年九州場所で新入幕、西前頭8枚目だった。当時は朝青龍が一人横綱。白鵬は当時大関で翌07年春場所、夏場所で連続優勝し横綱昇進を果たしている。 音羽山親方は朝青龍について「こっちは若手で、これから上がっていくところ。21、22歳ぐらいかなあ。(初めて対戦する)その前に巡業の稽古で3日間連続で、かわいがられて…ハハハ。九州巡業の時かな。あれはきつかった。あれが(横綱との)最初の思い出というか、あの厳しい稽古をつけてもらったおかげで…」と懐かしむ。豊ノ島は「ちょっと厳し過ぎるぐらいの稽古ですもんねえ」と相づちを打った。音羽山親方は「今ではなかなか…(できない)稽古かもしれないですね。でも、そういうものを乗り越えていかないと上には上がれない。残念ながら(朝青龍に)勝つことはなかったけれど。その後(朝青龍が)引退されたので」と“恩返し”できなかったことを話した。 鶴竜は朝青龍に2008年春場所の初対戦から7戦全敗。朝青龍にとって最後の場所となった2010年初場所、小結の鶴竜は6日目に寄り切られた。