【バレー】VC長野・工藤有史「サイドアウトを自分たちが取れていたらまた違うゲームをやっていたなと思う」V1男子会見
川村慎二監督(VC長野)
●川村慎二監督 第1セットの入りからミスが続き、その後追いつきはしましたが、 20点以降の点数の点の取り方というところが、グレードベアーズさんの方が上だったと思います。 第2セット以降相手のサーブに苦戦しましたが、サイドアウトをもう少し数字的に上げていかなければいい戦いはできないのかなと思いました ――中盤までは競り合っていて、終盤で引き離されている印象だが、ずっと課題として上がっているところか? 川村:今の勝ち星と比例と思います。勝ち方を知らないというか、点を取り急ぐというか、そういうところが見られるのかなと思います。 ――その中で、工藤(有史)選手と途中から佐藤(隆哉)選手を起用した狙いについて。 川村:工藤は昨シーズン(特別指定選手として)チームの方で。活動して貰っていました。 (今シーズン内定選手として)合流も早かったというところもあり、私の中では計算できる選手だったので、ずっと使っています。 今回、(先発で起用した)藤原(奨太)は守備的な位置で使っていましたがちょっと崩されました。 また攻撃面でも数字が上がらない中で一度佐藤を試したところ。まあいい働きをしていました。 負けはしましたけどチームとってはプラスになったと思っています。 ――残りシーズンどのような形でチームを強化したいか? 川村:試合を捨てるわけではないので、目の前の試合をもちろん勝ちというところを見据えながら今のメンバーでどういうふうに戦っていくかを考えていこうかなと思います。 ――佐藤選手の人柄、プレーをどのように見ているか? 川村:インカレが終わってから合流の時期は早くはありませんでしたが、練習をしている中でもやはりムードメーカー的なところもあります。 今日も喜怒哀楽をしっかり出してチームに貢献して貰っているその姿っていうのはチームとってすごくプラスになると思います。 もちろんレセプション(サーブレシーブ)は向上しなければいけないとは思いますけども、チームにとって明るい存在っていうのは本当に欲しかったので私的にも嬉しい試合でした。
【関連記事】
- 東京GB・古賀太一郎主将「ハイキュー!!はバレーボールに興味を持って貰う上で広い入口になっている」柳田将洋「ハイキュー!!を見てから実写のような世界観で楽しんで貰えるのが今の僕らのバレーボール」 V1男子会見
- まさに鉄人! 日鉄堺の松本慶彦が500試合出場の大記録を打ち立てる「この記録は一人で作ったものではない。次の目標はまず501 試合目に出場し、その後も一つ一つの試合を大切に積み上げて優勝を目指す」V1男子
- 首位パナソニックについにWD名古屋が土をつけプレーオフ進出を決める 近裕崇「パナソニックさんに勝てるのはうちしかいないと思っていた」水町泰杜「まだファイナルラウンド自体経験したことがないので実感がないが嬉しい」
- エントリオが揺れた水町泰杜の初スタメンは4エースもフルセットでパナソニックに敗れプレーオフは持ち越し 東京GBがVC長野にストレート勝利 V1男子
- サントリーのデアルマス アラインが日本国籍取得 キューバ出身のパワーヒッターで世界クラブ選手権銅に貢献 V1男子