「コンビニサラダ」は自作サラダより「高コスパ」!? サラダにかかる「1ヶ月の食費」をシミュレーションしてみました!
コンビニで販売されている商品の多くは、調理せずにすぐに食べられる点はメリットですが、価格が高い傾向にあります。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証 例えば、コンビニのサラダと手作りサラダとでは「どちらが食費を安くおさえられるのか」が気になる方もいるでしょう。 今回は、手作りサラダとコンビニサラダの1ヶ月にかかる食費を比較し、どちらがお得に食べられるのかを解説します。
手作りサラダの月間コスト
手作りサラダを作る際は、スーパーなどでサラダの材料を用意する必要があります。1食あたりの野菜の摂取量の目安は120グラムと言われているため、以下の4つの野菜をそれぞれ30グラムずつ使用したと仮定します。 ・レタス(30グラム) ・トマト(30グラム) ・きゅうり(30グラム) ・にんじん(30グラム) 野菜の価格は、農林水産省の食品価格動向調査の「令和6年9月23日の週」を基に計算しています。 これらの野菜を1日3回で30日間、合計90食分を食べた場合にかかるコストは、8700円程度です。さらに、市販のドレッシングを購入して1回25ミリリットル使用すると、90食分で3600円程度のドレッシング代がかかります。合計で1万2300円程度となり、1食あたりの金額は136円程度です。 ■野菜の価格は日々変動する 野菜の価格は日々変動するため、購入する時期によってコストに大きな差が生まれる可能性があります。農林水産省の食品価格動向調査の令和6年9月における前述したサラダで使用した価格は表1の通りです。
※農林水産省「食品価格動向調査(野菜)」を基に筆者作成 例えば、令和6(2024)年9月のレタスの価格は、9月の1ヶ月間だけで589円~796円まで207円の変動が見られます。9月2日の週と9月9日の週で比較すると、わずか1週間で181円高騰する結果となっています。そのため、購入する時期がコストに大きく影響するでしょう。
コンビニサラダの月間コスト
コンビニサラダの月間コストは、表2の通りです。