ロッテ・小島和哉、引退発表のソフトバンク和田に「何度も救われました」シーズン中、迷い生じると相談「他チームなのに親身に…」
ロッテの小島和哉投手が5日、今季限りでの現役引退を発表したソフトバンクの和田毅投手に感謝のメッセージを送った。 ◆ソフトバンク和田毅、同僚も多数駆けつけた引退会見で笑顔【写真】 2019年に早大からドラフト3位でロッテに入団した小島は球団を通じ「朝、知りました。驚きました。同じ左投手で大学も一緒ですし、大学の時に和田さんみたいになりたいなあと思ってプロを目指して練習をしてきました。大学時代に和田さんがやっていたというメニューをやらせていただいて、こうやってプロに入ることができました」とコメント。 「実際に自分がプロの世界に入って投げるようになったことで、和田さんが1年目から残してきた数字とか実績のすごみを改めて痛感しました。シーズン中も迷っている時に他チームではあるのですが相談をすると親身に優しく話を聞いていただき、本当に何度も救われました。プロの世界で憧れの方と投げ合う機会をいただけたことは自分にとって忘れられない思い出ですし宝物です」と振り返った。 とりわけ記憶に残っているのは昨年10月16日、ソフトバンクと対戦したクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦。「特にクライマックスシリーズで投げ合うことができたことは思い出深いです。今はめちゃくちゃ寂しいですけど、和田さんが決められたこと。お疲れさまでしたという言葉が適切なのかどうかはわかりませんが、本当にお世話になりました」と語った。
中日スポーツ