大谷翔平に新たな勲章!MLB公式選出のベストプレー100で1位 伝説の50-50 3位も大谷 2位はフレディのWSサヨナラ満弾 ド軍がトップ3独占
MLB公式は17日(日本時間18日)、今季の「MLB TOP100 PLAYS」の1位を発表し、ドジャースの大谷翔平選手が史上初めて「50本塁打-50盗塁」を達成した瞬間が選ばれた。 大谷が「一生忘れられない日」と語ったゲームは9月19日の敵地・マーリンズ戦。大谷はこの試合で初回に三盗を決めて50盗塁の大台に乗せると、七回に2打席連発となる50号弾を右翼席へたたき込んだ。 MLB史上初めて「50本塁打-50盗塁」を達成したシーンで、敵地はスタンディングオベーションで祝福。さらに九回にはマウンドに立った野手から51号3ランを右翼アッパーデッキへとかっ飛ばし、MLBでキャリアハイとなる3打席連発、6安打、10打点の大暴れ。またこの試合で自身初めてのポストシーズン進出を決めた。 数々の記録を塗り替えた6打席に「一番自分がビックリしている」と語っていた大谷。奇しくも2023年のWBCで世界一を成し遂げたマイアミ・ローンデポパークでの偉業達成に「一生忘れないと思うし、いろいろプレーしてきた球場の中でも好きな球場の一つになった」と明かした。 前日までに発表されていたランキングでは、2位にドジャースのフレディ・フリーマン内野手がワールドシリーズ第1戦で逆転サヨナラ満塁弾を放ったシーンが選ばれた。そして3位には大谷が8月23日にドジャースタジアムで行われたレイズ戦で、同点の九回にサヨナラ満塁弾を放ち、「40本塁打-40盗塁」を達成したシーンが上がった。 最終的にワールドシリーズを制したドジャースの選手たちが1~3位を独占する形に。MLB公式ではフリーマンを推すファンの声もあった中、「大谷の50-50は誰も成し遂げていないものだから」という声や、大谷が同日の試合で6打数6安打、3本塁打、10打点、2盗塁の驚異的な結果を残したことで「50-50もそうだけど、1人のプレーヤーでこれだけの結果を残せることが今後見られるかは分からない」と指摘する声もあった。