井上未都 / ボートレース（競艇）

ボートレース丸亀のGⅢ「オールレディース 篠崎こころCUP」は2日に開幕した。初日は3連単の万舟券が4本。9Rでは伏兵の井上未都が4カドからまくって、10万円オーバーの超高額配当も飛び出すなど大波乱だった。後半レースはその後も人気を背負った1号艇の田口節子、細川裕子が10、11Rで2着に敗れ、12Rのドリーム戦もインから先マイした平山智加を2コースから寺田千恵が差し切って、終盤はインが4連敗となった。 ドリーム戦を2コース差しで制した寺田は「私も足はいいけど、チカちゃんの方が回った後は伸びてましたね」と冷静にジャッジ。平山も「今のは操縦ミスですね。寺田さんも良さそうだけど、自分もスリット近辺は良かった」と敗因を語った。差されたとはいえ、平山の66号機はトップ5には入る好素性機だけに、2日目以降の巻き返しに期待したい。 また、2日目の12R「ドリーム」で1号艇に構える三浦永理は気配一息。2号艇の田口も動きは平凡だけに波乱含みの様相を呈している。逆に4号艇・中川りなのパワーが断然。初戦10Rを5コースから3着争いで競り勝ち、「出足も伸びもすごく良かった」とかなりの手応えを掴んでいた。 予選組では初日2着2本の中尾優香の舟足も強力。エース候補の65号機を駆る池田紫乃は初戦3Rを6コースからまくり差しで突き抜け、「やっぱりレース足がいいですね」と本体パワーを実感していた。