史上最高額は誰だ?日本人選手の歴代市場価値ランキング11~20位。世界に衝撃を与えた日本代表レジェンド
12位:古橋亨梧(現セルティック) 生年月日:1995年1月20日 当時の所属クラブ:セルティック(スコットランド) 最高市場価値:1500万ユーロ(約21億円) 更新日:2023年12月4日(当時28歳) 2021年夏にヴィッセル神戸からスコットランドの強豪セルティックへと移籍した古橋亨梧は、移籍後すぐ、Jリーグ時代と同じようにゴール量産体制に入った。1年目となる21/22シーズンは20試合に出場して12ゴールを決めてリーグ優勝に貢献すると、2年目の昨季はさらに大暴れ。絶対的なストライカーとして36試合で27ゴールを決め、得点頻度86分という驚異的なスタッツを残し、(データサイト『Sofa Score』参照)リーグ得点王に輝いている。 スコットランドでの大活躍を受けて、その評価もしっかりと高まっている。神戸に所属していた2021年6月に200万ユーロ(約2.8億円)だった市場価値は昨年末から今年にかけて急激に上昇し、今月には1500万ユーロ(約21億円)まで到達。今回は『transfermarkt』サイト上の順位に準拠して12位となっているが、10位、11位の選手と最高市場価値は並んでおり、実質的に日本人選手の歴代市場価値トップ10入りを果たしている。 今季はリーグ戦19試合で7ゴールとこれまでと比較するとやや見劣りする成績だが、これは怪我の影響もあるだろう。11月には相手選手との激しいコンタクトで頭部に大きな衝撃を受け、負傷退場。日本代表活動への不参加も発表された。先日行われた第19節リビングストン戦で久しぶりにゴールを決めており、またゴールを量産し続ける古橋の姿が戻ってくることに期待したい。
11位:菅原由勢(現AZアルクマール) 生年月日:2000年6月28日 当時の所属クラブ:AZアルクマール(オランダ) 最高市場価値:1500万ユーロ(約21億円) 更新日:2023年12月14日(当時23歳) 地元名古屋グランパスの下部組織で育った菅原由勢は、2018年に名古屋グランパスでプロデビュー。2019年夏にエールディヴィジ(オランダ1部)のAZアルクマールへ期限付き移籍し、2020年に同クラブへの完全移籍を果たしている。 現在23歳の同選手は、昨年行われたFIFAワールドカップ・カタール大会終了後から日本代表に定着。出場すれば必ずと言っていいほど好パフォーマンスを見せ、無尽蔵のスタミナで90分間サイドを上下動することができる。右足のキックの精度が高く、11月に行われたシリア代表戦では久保建英とのデザインされたフリーキックから弾丸シュートを放ち、鮮烈な代表初ゴールを決めた。 クラブでは今季リーグ戦4アシストをマークしている。1試合当たりのキーパスは2.3本となっており、正確なキックとオフェンスセンスの高さを活かしてチャンスシーンを多く作り出している。エールディヴェジの月間ベストイレブンにも8月、9月、10月と3カ月連続で選出された。 そんな大活躍中の同選手の市場価値は、現在1500万ユーロ(約21億円)。まだ23歳であること、そしてオランダにいることを考えると、今後欧州5大リーグのクラブへステップアップを果たせばさらに市場価値は上昇するだろう。すでに代表、クラブでレギュラーとなった同選手の今後の活躍から目が離せない。
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