【中日新聞杯見どころ】コスモキュランダが年長馬を一蹴する
中距離なら強さを発揮できるコスモキュランダが前走の鬱憤を晴らす。主な有力馬は次の通り。 【写真】コスモキュランダのこれまでの軌跡 ■12/7(土) 中日新聞杯(3歳上・GIII・中京芝2000m) コスモキュランダ(牡3、美浦・加藤士津八厩舎)は3歳クラシック戦線、全3戦に出走して2・6・14着。この結果からやはり菊花賞は距離適性が敗因と見ていいだろう。今回の2000mはキャリアが豊富な距離。しかも弥生賞では後の日本ダービーで3着、ジャパンCで2着と好走したシンエンペラーを退けている。コースこそ違うが、実績ある距離でなら見直しできる。鞍上は横山武史騎手。 前走が日本ダービー以来の芝のレースだったデシエルト(牡5、栗東・安田翔伍厩舎)。マイペースでハナに行けたとはいえ、後続を約3馬身突き放したように力が違った印象。元々、3歳時には若葉Sを勝利。負かした2着馬はその後、重賞で上位常連馬だったヴェローナシチー。相手関係比較からこの馬も重賞で通用する能力の持ち主だ。鞍上は岩田康誠騎手。 その他、前走は直線で不利があったクルゼイロドスル(牡4、栗東・高橋義忠厩舎)、前走の天皇賞(秋)は冴えなかったが、GIIIなら能力足りるキングズパレス(牡5、美浦・戸田博文厩舎)、中京で重賞を勝っているアスクワイルドモア(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)、抜群の切れ味があるジェイパームス(セ4、美浦・堀宣行厩舎)、実績のある中京で一変がありそうなフライライクバード(セ7、栗東・福永祐一厩舎)などが上位を窺う。発走は15時25分。