ホープフルSに出走予定のクロワデュノール(撮影：下野雄規)

　12月28日(土)は中山・京都の2場開催。27日正午の馬場状態は、中山・京都ともに芝ダート良。28日の天気は中山が晴れ時々曇り、京都が晴れ時々曇りの予報となっている。 【写真】クロワデュノールのこれまでの軌跡 ■ホープフルSでクロワデュノールの無傷戴冠なるか 　中山11Rは芝2000mのホープフルS(GI)。クロワデュノールは新馬戦でアルレッキーノに完勝、続く東京スポーツ杯2歳Sでも好位から上がり3F33秒3の脚を繰り出して連勝。キタサンブラック産駒で大物感があり、ここで無傷3連勝なるか注目が集まる。対するは新馬戦・札幌2歳Sと連勝のマジックサンズ、新馬戦を勝ちアイビーSで別の新馬戦を圧勝した ピコチャンブラックに勝ったマスカレードボールなど。 ■ベテルギウスSでダート適性見せたフリームファクシの連勝なるか 　京都11Rはダート1800mのベテルギウスS(L)。フリームファクシは初ダートの前走がインパクト十分の圧勝劇。それも59kgの斤量を背負ってのもので、ダート界に新たな大物誕生を印象付けた。ここで連勝なるか。対するは末脚堅実なハピ、前走のカノープスSを圧勝したホウオウルーレットなど。 ■2024ファイナルSでニュージーズの連勝なるか 　中山12Rは芝1600mの2024ファイナルS(3勝)。ニュージーズは姉にGI・2勝のミッキークイーンがいる良血馬。前走の勝ちっぷりからも素質は高く、ここも連勝まで十分ありそうだ。対するは1勝クラス・2勝クラスと連勝のテウメッサ、ここでも素質は差がないワンダイレクトなど。 ■カウントダウンSでロードフォアエースがオープン入りを狙う 　京都12Rは芝1200mのカウントダウンS(3勝)。ロードフォアエースは2戦連続で現級2着。ここを勝ってオープン入りなるか。対するは休み明けをひと叩きされたオードリーバローズ、前走で現級2着のアンクルクロスなど。 ■中山5Rの新馬戦でテイエムスパーダの半妹イデアブリランテなどがデビュー 　中山5Rは芝2000mの新馬戦。半姉に23年セントウルSなど、重賞2勝を挙げているテイエムスパーダ(父レッドスパーダ)がいる、ディープブリランテ産駒のイデアブリランテが木幡育也騎手でデビューする。また、北海道セレクションセール1歳9000万円(税抜き)で落札された、キズナ産駒のアルデストが江田照男騎手でデビューする。 ■京都5Rの新馬戦でナムラビクターの半弟ナムラロビン、ヴィクティファルスの半弟ヴェルドロなどがデビュー 　京都5Rは芝2000mの新馬戦。半兄に21年スプリングSを勝ったヴィクティファルス(父ハーツクライ)がいる、ドゥラメンテ産駒のヴェルドロが鮫島克駿騎手でデビューする。また、半兄に14年アンタレスSを勝ったナムラビクター(父ゼンノロブロイ)がいる、アルアイン産駒のナムラロビンが亀田温心騎手でデビューする。 ■節目の勝利までわずか ・池添謙一騎手はJRA通算1400勝まであと2勝、中山で4鞍に騎乗。 ・西村淳也騎手はJRA通算400勝まであと3勝、中山で5鞍に騎乗。 ・鮫島克駿騎手は、自身初のJRA年間100勝達成まであと1勝、京都で11鞍に騎乗。 ■地方競馬で2重賞 ・金沢競馬場では18時5分に金沢ファンセレクトカップ2024(重賞)が行われ、重賞3勝のオヌシナニモノなどが出走する。 ・高知競馬場では18時15分に金の鞍賞(重賞)が行われ、無傷の4連勝でネクストスター高知を勝ったドライブアウェイなどが出走する。