スワローズに欲しい!? ヤクルトのトレード獲得候補(6)パリーグの“万能サウスポー”も
ここまでリーグ最下位に沈んでいる2024年シーズンの東京ヤクルトスワローズ。2年連続でシーズン途中にトレード補強を行っており、今季もシーズン終盤に向けて、補強に動く可能性も十分に考えられる。ここでは、ヤクルトがトレードで獲得を狙いたい他球団の選手を紹介したい。(※今季成績は7月22日時点)
中村稔弥(千葉ロッテマリーンズ)
・投打:左投左打 ・身長/体重:178cm/84kg ・生年月日:1996年7月8日 ・経歴:清峰高 - 亜細亜大 ・ドラフト:2018年ドラフト5位 先発・中継ぎもこなせる左腕・中村稔弥。2022年に千葉ロッテマリーンズからトレード移籍し、東京ヤクルトスワローズで飛躍を遂げた山本大貴のように、新天地で覚醒の可能性を秘めている。 亜細亜大から2018年ドラフト5位でロッテに入団すると、ルーキーイヤーから一軍デビュー。 貴重なサウスポーとして先発や救援とあらゆる役割をこなし、2021年には14試合(3先発)の登板で防御率3.08とまずまずの成績を残した。 2022年は防御率8点台と苦しんだが、昨季は自己最多の17試合に登坂し、3勝1敗、防御率2.31の好成績をマーク。落差のあるツーシームを武器にブルペンを支え、ブレイクを予感させた。 ところが、プロ6年目の今季は、現時点で12試合登板、防御率4.22といまひとつの数字となっている。 大学時代には、明治神宮野球場を拠点とする東都リーグで活躍していただけに、ヤクルトにとっては獲得を狙いたい存在だろう。
ベースボールチャンネル編集部