アルカラス シナーとBIG3のようなライバル関係望む、フェリペ国王賞 授賞式に参加<男子テニス>
カルロス・アルカラス
男子テニスで世界ランク3位のC・アルカラス(スペイン)は2022年のスペイン最優秀選手としてフェリペ国王賞を受賞。4日には授賞式に参加した。 【 シナー、アルカラスに敗退「再び彼に勝てるように」】 アルカラスは2022年シーズン、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を成し遂げ、史上最年少となる19歳で世界ランク1位を記録するなど歴史的なシーズンを過ごした。 この日、授賞式に参加したアルカラスはフェリペ6世国王から直接トロフィーを受取った。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。 「スペインにはあらゆる分野で素晴らしい選手たちがいる。3,4年前には、このような賞をもらえるとは思ってもみなかった。本当に誇りに思うよ」 先月出場したBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では優勝、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)ではG・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れたもののベスト4という成績を残したアルカラスは今後、7日開幕のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に出場しクレーコートシーズンを開始させる。 「(次戦が)待ちきれないし、本当に興奮しているよ。最近の2つの大会は自分のレベル的にも、精神状態的にも、本当にいい感じだった。ディミトロフに負けたのは残念だったけど、コートでの自分のフィーリングには満足している。またいいクレーシーズンを過ごす準備はできているよ」 また、現在世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)と同2位のJ・シナー(イタリア)についても言及した。 「ジョコビッチとシナーはどんなサーフェスでもいいプレーをする。僕はクレーコートでいい結果を残しているにもかかわらず、優勝候補という感じはまったくしないね」 「フェデラー・ナダル・ジョコビッチ(BIG3)のライバル関係はみんなが知っている。僕がヤニック(シナー)とそのような素晴らしいライバル関係を築けることを願っているよ。彼が僕に100パーセントの力を出すようにプレッシャーをかけてくれて、お互いに向上していけるといいね」
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