看護師がXで不適切投稿か 関連指摘される千葉大病院が調査「現在、事実関係などを調査中」
千葉大病院(千葉市中央区)は8日、同院との関係が指摘されているX(旧ツイッター)での不適切投稿について、調査をしていることを公式サイトで明らかにした。 病院に勤務する看護師と思われる匿名アカウントから、患者への不適切な処置に対する投稿が多数されており、SNS上で拡散していた。その内容は「インシデント書くの面倒だからいつも隠蔽しちゃう」「自分が良ければ患者はどうなったっていい」「患者に薬飲ませるの面倒だから いつもこっそり薬捨ててる」「忙しすぎてナースステーションに誰もいなくて モニターずっと鳴ってたらしく 誰も気づいてなくて 見事に心肺停止になってた」といったもの。 さらに「某大学病院 ○○○腸外科のあの医者 死ね」といった書き込みもあり、その内容から同院との関連を指摘する問い合わせがあるという。アカウントは現在、削除されている。 この問題を受け、同院では「当院に関する「X」の投稿について」の題名で投稿。「当院に関連すると疑われる10の個人アカウントによる不適切な投稿については、現在、事実関係などを調査中です。今後、調査結果をふまえ、病院として適切に対応してまいります。当院では、患者さんを第一に、医療の安全により一層努めてまいります 病院長 大鳥精司」と説明した。 全文は以下の通り。 当院に関する「X」の投稿について 当院に関連すると疑われる10の個人アカウントによる不適切な投稿については、現在、事実関係などを調査中です。 今後、調査結果をふまえ、病院として適切に対応してまいります。 当院では、患者さんを第一に、医療の安全により一層努めてまいります。 病院長 大鳥精司