トヨタ・勝田貴元、来季もフル参戦!「本当にうれしい」ガズーレーシングが来季の体制を発表【WRC】
世界ラリー選手権に参戦するトヨタ自動車のワークスチーム「トヨタガズーレーシング・ワールドラリーチーム」は25日、名古屋市内で来季の参戦体制を発表し、今季もチームの一員だった勝田貴元(31)がフル参戦を継続することが明かされた。 今季は2位表彰台1回でシリーズランキング6位に終わったが、ラリージャパンで4位に食い込み、チームのマニュファクチャラーズタイトル4連覇に貢献し、24日のゴール後に残留が正式に決まったもようだ。 「2025年もチームと継続できることが本当にうれしいです。来年の目標は全てのラリーにおいて適切なリズムを見つけること。もし全てがうまくいけば、もっと多くのイベントで表彰台争いができる」とコメントした。
このほかフル参戦するのは3人。ラリージャパンで2年連続優勝を果たしたエルフィン・エバンス(英国)のほか、2022年、23年とシリーズ連覇したカッレ・ロバンペラ(フィンランド)も2年ぶりにシーズンを通じて稼働する。今季は全13のうち7戦に出場し、4勝を挙げた。さらに新顔として下部カテゴリーのWRC2で今季のチャンピオンとなったサミ・パヤリ(フィンランド)もレギュラーを務める。 元王者のセバスチャン・オジエ(フランス)についてもチームに残留するが、今季と同様に一部のラリーイベントにスポット参戦する。 ヤリ―マティ・ラトバラ・チーム代表はチームを率いながら欧州ヒストリックラリー選手権に選手としてトヨタ・セリカST185で参戦することになり、WRCのイベントと重なる場合は過去に4度王者となったレジェンドのユハ・カンクネン氏が代表代行を担う。
中日スポーツ