軽井沢への「教育移住」が増加中…意外と安い、中古マンション3000万円から!東大卒不動産評論家「リモートワークならベストな選択肢」
楽天創業メンバーのひとり本城慎之介氏らも軽井沢に学校を創設するなど富裕層の教育熱も高まりつつある
2020年4月には、楽天創業メンバーのひとり本城慎之介氏らによる幼稚園から中学までの混在校「風越学園」が創設されました。この学校は学年やクラスによって教室を隔てずに、屋外教育を中心に独自のカリキュラムで授業をするもので、生徒数は294名。この学校に子供を入学させたい親が移住してくるケースが増えているそうです。先日軽井沢に出かけた際に学校に立ち寄ってみましたが、年齢に差のある子供たちがみんなで仲良く敷地内を走り回る姿が印象的でした。 また軽井沢町では、軽井沢中学校に併設する形で、2027年度に軽井沢オープンドアスクールを開校予定です。「学びの多様化学校」に「夜間中学」の機能を加えた全国でも珍しい公立校で、未就学者や不登校児、外国人などを対象としたプログラムを実践します。 このほか周辺エリアでは欧州の教育法「イエナプラン」を行う大日向小学校、佐久長聖学園が運営するエレメンタリースクール佐久、西軽井沢学園が開設したさやか星小学校など、都心部ではあまり見られないユニークな教育方針の学校が次々にオープンしており、関連した移住需要が盛り上がっているのです。
生まれ変わった軽井沢
どうやら軽井沢は避暑地や観光地としてのイメージから教育を含めた新しい社会的レイヤーを兼ね備えた街に進化を遂げているようです。 「軽井沢に住む」ちょっとおしゃれなだけでなく、東京などの大都市には見られない教育が受けられ、大自然の中で思い切り健康的な毎日を過ごす新しいライフスタイルの実現ができそうです。 なんでもめちゃ高い軽井沢だけでない、ニュー軽井沢、住んでみてはいかがでしょうか。
牧野知弘
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