棚橋と柴田、互いに感謝の言葉「引退前に再戦したい」と柴田が熱望
柴田「もし疲れてなければ、アメリカまで来て試合をしましょう」
新日本プロレスは1月5日、東京ドームにて『WRESTLE DYNASTY』を開催し、国際色豊かなカードが組まれた大会で熱戦が繰り広げられた。その中でも特に注目を集めたのは、第2試合に登場した棚橋弘至と柴田勝頼の同期対決であった。 【動画】棚橋と柴田のチョップ合戦に会場が沸く 『WRESTLE DYNASTY』 日時:2025年1月5日 (日) 11:00開場13:00開始 会場:東京・東京ドーム 観衆:16,300人 この試合は、1月4日の東京ドーム大会後、柴田がその場で強くアピールしたことを受けて急遽決定したもので、5分1本勝負のスペシャルエキシビションマッチとして行われた。 試合が始まると、両者は互いに対する思いを込めた激しいチョップ合戦を展開。その打撃はただの技の応酬にとどまらず、長年の絆と、過去に共に歩んできた道を感じさせるような力強さを持っていた。 試合は時間切れ引き分けに終わったものの、両者はその後、握手を交わし、さらに抱擁をしてお互いの健闘を称え合った。これには場内の観客も大きな歓声を送った。 試合後、棚橋は「時に同期、時にライバル、時に外敵、一緒にこれからも闘っていけると思った先のアクシデントがあって…ファンの皆さんの応援や、こうしてもうないだろうと思っていた試合ができると、結果としてね、レスラーをずっと続けてこれて凄くよかったです」と語り、試合が持つ特別な意味を振り返った。 一方、柴田は「日本で無理だったら、海外だったらできるわけじゃないですか。棚橋君が引退する前に、続き、シングルマッチ、あとタッグ組んで試合したいですね。もし疲れてなければ、アメリカまで来て試合をしましょう」と今後の展望について言及した。彼の言葉には、棚橋との再戦を望む熱い思いが込められていた。 この試合は、同期という枠を超え、互いに信頼し合い、尊敬し合う関係を再確認する機会となった。ファンにとっては、予想もしなかったこのシングルマッチの実現に感動したことだろう。 今後、棚橋と柴田がどのような形で再びリング上で交わるのか、ファンの期待が高まる一戦であった。 ■試合後バックステージコメント 棚橋「時に同期、時にライバル、時に外敵、一緒にこれからも闘っていけると思った先のアクシデントがあって…(中略)ファンの皆さんの応援や、こうしてもうないだろうと思っていた試合ができると、結果としてね、レスラーをずっと続けてこれて凄くよかったです」 柴田「日本で無理だったら、海外だったらできるわけじゃないですか。棚橋君が引退する前に、続き、シングルマッチ、あとタッグ組んで試合したいですね(中略)(棚橋は)相当忙しいんで昨日も言いましたけど、もし疲れてなければ、アメリカまで来て試合をしましょう」 <写真提供:新日本プロレス>
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