伊東純也がゴール(C)Getty Images

リーグアン第23節が現地時間3月15日～3月17日に行われた。

第26節の総評

スタッド・ランスは、メスとホームで対戦。この日は右サイドで先発した伊東純也が大活躍。チームは開始3分に先制後、14分に追いつかれたが、背番号7がキレのあるドリブルや制度の高いクロス、CKでチャンスを量産していく。それでもなかなか勝ち越し点が奪えなかったスタッド・ランスだったが、79分についに一歩前に出る。そして、決勝点を決めたのは大活躍の伊東だった。右のハーフスペースでボールを受けてドリブルでボックス前まで侵入すると、鋭い切り返しから右足を一閃。見事な今季リーグ戦3点目を突き刺し、2-1の勝利に導いている。 首位パリ・サンジェルマン（PSG）は、敵地でモンペリエと対戦。14分にヴィテーニャが先制点、22分にエンバペが決めてリードを2点に広げたが、前半終了までに追いつかれる展開に。それでも50分にエンバペ、その3分後にイ・ガンインがネットを揺らす。さらに63分にエンバペがハットトリックを達成、終了間際にヌーノ・メンデスにもゴールが生まれ、6-2の勝利を収めている。なお、エンバペはリーグアン24試合で24ゴール目に到達した。 また南野拓実が先発したモナコは、ロリアンと2-2の引き分け。先制されるも60分までに逆転したが、81分にザカリアが2枚目のイエローカードで退場に。すると終了間際に同点弾を許した。2位ブレストと4位リールの上位対決は1-1、ニースはRCランスとの大一番を3-1で制した。 この結果、PSGが勝ち点59で首位を独走。2位ブレスト（勝ち点47）、3位モナコ（勝ち点46）、4位リール（勝ち点43）、5位ニース（勝ち点43）、6位RCランス（勝ち点42）と上位陣は混戦模様に。一方で3試合ぶりの勝利を飾ったスタッド・ランスは、勝ち点38で9位となっている。

リーグアン第26節　結果

トゥールーズ 2-3 リヨン ナント 1-3 ストラスブール RCランス 1-3 ニース ブレスト 1-1 リール モナコ 2-2 ロリアン クレルモン 2-1 ル・アーヴル スタッド・ランス 2-1 メス レンヌ 2-0 マルセイユ モンペリエ 2-6 PSG