【中日新聞杯】ロードデルレイ上昇カーブ 涼しい気候で調整問題なし
「中日新聞杯・G3」(7日、中京) 復帰初戦のアンドロメダSを2着にまとめたロードデルレイが4日、栗東坂路で躍動感あふれる走りを披露。単走ながら鋭い脚さばきで駆け上がり、4F52秒9-37秒9-12秒2をマークした。 鳴尾記念で競走除外となり、大きく軌道修正。その後は酷暑にも苦しめられた。前走は、そんな難しい調整を強いられた一戦だった。「夏負けが尾を引いたこともあり、本来の走りができなかった。ただ、そのなかでも2着と力は示してくれました。涼しい気候になってきたことで調整過程に問題はなく、体調を崩した様子も見られません」と福永助手。明らかな上昇カーブを描いている。 中2週で使えるのは順調であるからこそ。「あとは当日にどういった雰囲気でレースを迎えられるか。返し馬をスムーズに終えて、本来の実力を発揮できるようならいいですね」と期待を寄せた。来年の大きな舞台を見据え、まずはここで初のタイトル奪取といく。