【2歳新馬・京都5R】エコロディノスが1番人気に応えて初陣を飾る
11月10日の京都5R(2歳新馬、芝2000メートル、10頭立て)は、ライアン・ムーア騎手とのコンビで挑んだエコロディノス(牡、栗東・大久保龍志厩舎)が2番手追走から勝負どころの3コーナーで先頭に立つと、後続を一気に突き放して勝利。1番人気に応えて初陣を飾った。タイムは2分0秒9(良)。 中団からまくり気味に進出したトロワヴァレー(2番人気)が3馬身1/2差の2着、さらに2馬身1/2差の3着には最内枠から先手を奪って粘り込んだコジオスコ(3番人気)が続き、上位人気馬による決着となった。なお、武豊騎手とのコンビでデビュー予定だったキタサンブラックの半弟アルマデオロは、出馬表に名を連ねたものの枠順発表前に出走を取り消した。 エコロディノスは、父キタサンブラック、母は2007年の独オークスを制したミスティックリップス、母の父Generousという血統。 ◆R・ムーア騎手(1着 エコロディノス)「いい馬です。新馬ですが、レースでのマナーや指示に忠実で賢い馬です。距離は2000メートルで問題ない。ポテンシャルはあると思います」 ◆大久保龍志調教師(同)「調教も動きがよく、調教通り走ってくれればいい競馬をしてくれると思っていました。兄もハミをかんで力を出しすぎるところがあったので折り合いがどうかと思っていたが、1コーナーに入るところから騎手がしっかり乗ってくれて、いいデビュー戦だったと思います。勝ち方を見ればまだまだ強くなれると思いますし、この(クラシック)路線を目指していければ」