長野県塩尻市の課題解決へ 志学館高の生徒が企画提案 子育て、防災など10分野
塩尻志学館高校(長野県塩尻市)の1年生201人は本年度、塩尻市のさまざまな課題の解決に向けて取り組んでいる。子育て、健康づくり、地域ブランド、防災など10分野で30グループに分かれており、23~25日は、アドバイザーを務める市職員らに、自分たちの企画を提案して助言を受けている。 23日は、学校教育、環境保全、健康づくりをテーマにする生徒約80人が塩尻総合文化センターを訪れた。「小学生が楽しいと思える」授業や、ドローンを使った運搬による二酸化炭素の排出削減、生活習慣病の予防などについて、実施の動機や方法を市職員に説明した。 若い時から始める健康づくりを企画したグループのリーダー・中野正太さん(16)は「職員の方にアドバイスをもらい、いろんな見方ができることが分かった。改めて案を練りたい」と話していた。 市の協力で行う授業「シオジリ学」で、生徒らは市第6次総合計画に基づいてテーマや企画を考えて、来年3月に学習発表をする。
市民タイムス