西野朗氏 G大阪は「勝負強い形ができてきた」と評価 町田には「勝たせちゃいけない」他チームの奮起促す
「明治安田J1、G大阪-浦和」(14日、パナソニックスタジアム吹田) 日本代表やG大阪などで監督を務めた西野朗氏(69)がゲストとして来場し、取材に応じた。トークショーでは「リラックスしてピッチに立つのはこんなに視野が広がるのかと思った」と笑わせ「こういう機会をつくってくれたクラブに感謝したい」と話した。 今季のG大阪については「去年より今年の方が勝負強い、粘り強い。そういう形ができた」と評価。J1では、昇格即首位に立った町田について「勝たせちゃいけないだろうと思うけどね」と、他チームの奮起を促し「(黒田)監督はすごく強烈にオリジナリティーをもってやっているし、それはリスペクトする。ただ、優秀な監督でも、上がってきてすぐにというところはね」と、町田を止めるクラブが出てくることに期待した。 現在は少年サッカークラブなどの普及活動に携わっているといい「昔は卒団式のサインも30~40枚、書いた。今は5枚ほど。普及も今後考えないと」と話した。