山形が直接対決制し4位フィニッシュ! 退場者出して敗れた千葉は15年連続のJ2残留…仙台が逆転6位でPOへ!
2024明治安田J2リーグ最終節が10日に行われ、昇格プレーオフに出場する4チームが決定した。 前節、4位ファジアーノ岡山は3連勝でPO出場が確定し、モンテディオ山形が破竹の8連勝で勝ち点「63」の5位に浮上。ジェフユナイテッド千葉とベガルタ仙台は敗れ、勝ち点「61」の千葉は6位、同勝ち点の仙台は得失点差でPO出場圏外の7位に後退した。 そして、最終節では山形と千葉の直接対決が実現。仙台は他会場の結果も気になるなか、ホームの大分トリニータ戦に臨んだ。 開始2分、山形がスローインの流れから安部崇士が流し込んでいきなり先制。さらに24分、土居聖真が相手DF松田陸のレッドカードを誘って山形は数的有利を得ると、キッカーを務めたディサロ燦シルヴァーノがゴール右下に沈めて山形がリードを広げる。31分には自陣でのボール奪取からカウンターに転じ、土居が押し込み3点目を獲得。山形は3点リードで折り返すと、80分に坂本亘基がトドメの4点目を奪い、9連勝でレギュラーシーズンを締め括った。 一方の仙台は16分に相手のオウンゴールで先制。1点リードで折り返すと、50分に郷家友太が大きな2点目をゲットする。終盤に1点を返されたものの、逃げ切ってプレーオフ出場権を勝ち取った。 また、岡山はすでに降格が決まっている鹿児島ユナイテッドFCと敵地で対戦し、スコアレスドローに終わった。 この結果、山形が4位、岡山が5位、仙台が6位で昇格プレーオフ出場を決め、千葉は16年ぶりJ1リーグ復帰のチャンスを逃した。また、横浜FCとの自動昇格争いに敗れたV・ファーレン長崎が、3位でプレーオフに出場する。 プレーオフ準決勝は12月1日に行われ、3位長崎と6位仙台、4位山形と5位岡山が対戦。それぞれの勝者が、12月7日の決勝で激突する。
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