ユナイテッドアローズが茨城県・境町と包括連携 隈研吾が設計した“観光案内所”が道の駅に
ユナイテッドアローズデザインで40年ぶりに指定体操服が刷新
「町の住民の応援」も取り組みの柱に据える。その一つが町立小学校5校と中学校2校の体操着のデザインだ。橋本町長は、「住民から40年以上変わらない体操服のデザインを変えてほしいという要望は昔から多かった。卒業後もずっと着られるデザインにすることで、長く着用する服育にもつなげたい」という。
また境町が住民用の保養施設として所有する軽井沢の別荘を、ユナイテッドアローズがプロデュースする。2025年4月にオープン予定で、町民の宿泊のほか、公立学校の林間学校や英語合宿などにも活用する予定。
今後は、境町の定住促進住宅のプロデュースなども計画しているという。
松崎CEOは、「スローガンは、町の応援団ユナイテッドアローズとして、境町を明るく、おしゃれに笑顔にしてまいります、だ。各店舗の朝礼時やオフィス始業時に、このスローガンを社員同士で投げかけ合い、盛り上げていきたい」とコメント。橋本町長は、「本取り組みを通して、町のファンを増やしていきたい。私たちのような小さな町が企業とタッグを組むことで、他の自治体の前例となり地方創生の取り組みが日本全国で広がれば」と話した。