フェンシング女子団体で「銅」 競泳鈴木は4位、瀬戸決勝へ
【パリ共同】パリ五輪第7日の1日、フェンシングの女子フルーレ団体で東晟良(24)=共同カイテック、宮脇花綸(27)=三菱電機、上野優佳(22)=エア・ウォーター、菊池小巻(27)=セガサミー=の日本が銅メダルを獲得した。この競技で女子の日本勢が表彰台に立つのは個人、団体を通じて初めて。 競泳は女子200メートル平泳ぎ決勝で鈴木聡美(33)=ミキハウス=が4位となった。男子200メートル個人メドレー準決勝で瀬戸大也(30)=CHARIS=は決勝に進んだ。 柔道男子100キロ級で前回大会覇者のウルフ・アロン(28)=パーク24=と、女子78キロ級の高山莉加(29)=三井住友海上=はメダルを逃した。 バドミントンの混合ダブルスで前回大会3位の渡辺勇大(27)、東野有紗(28)組=BIPROGY=は準決勝で敗れて3位決定戦に回った。 卓球のシングルスは女子の早田ひな(24)=日本生命=が準決勝進出。男子の張本智和(21)=智和企画=は準々決勝で敗れた。体操女子個人総合決勝で岸里奈(16)=戸田市SC=は11位、中村遥香(16)=なんばク=は15位だった。
ゴルフ男子の第1ラウンドは松山英樹(32)が単独首位に立った。 鈴木聡美の話 やりきったという思いが強い。思い描いていた泳ぎができた。4位で悔しさもあるけど、自分に拍手を送ってあげたい。(好結果が出たことで)現役続行だろうな、という思いが出てきている。 高山莉加の話 緊張した。これが夢の舞台かと思った。悔しい気持ちが一番だが、楽しかった。今後はまだ分からない。ゆっくり考える。 張本智和の話 試合をしながら、自分のプレーはいいとずっと思っていた。負けても自信は失わないし、本当に相手をほめるしかない。メダルを取れなかったこと以外は悲観的になる要素は少ない。 渡辺勇大の話 悔しい。強かった。精度も相手の方が高かった。もう一回戦えるというのはありがたいこと。思い切って諦めずにプレーしたい。