Snow Man 5大ドームツアー「全席が神席!」高さ約24mの気球に乗って、スタンド席の近くまで接近
◆本公演で活動を再開した岩本に「おかえり~!」 公演半ばには、25年2月に公開予定の劇場版『トリリオンゲーム』主題歌の「SBY」を、YouTube生配信で初披露。1月22日発売になる初のベストアルバム『THE BEST 2020 - 2025』に収録されている新曲だ。 ドラマに続き同映画の主演を務める目黒は、生配信について「初披露をどうしても自分たちのコンサートで、そして1人でも多くの方々と共有したいという想いを伝えて、急きょ生配信を実現することができました。初めてのパフォーマンスはいつも緊張しますが、ぜひみなさんと楽しみたいと思います」とコメントを寄せていた。 「ここまで来たのは自分1人の力でなく、君がいてくれたから」という感謝と、「これからも一緒に進んでいこう」という強い意志が込められた楽曲「SBY」。生配信は、最大同時接続53.4万人を記録した。 その後のMCタイムでは、激しいパフォーマンスでズボンが破けてしまったことを宮舘が告白。恥ずかしそうにグッズのタオルで隠す姿に、会場から大きな笑いが起きた。 また鼻の腫瘍切除手術のため一部活動を制限し、この日久しぶりにファンの前に姿を見せた岩本に向け、メンバーとファン全員で「照、おかえり~!」と叫ぶ場面も。照れた様子で両頬を押さえながら「ただいま」と笑顔を見せる岩本。順調に回復しているがまだ遠慮なく笑うことができない旨を、本人を押しのけてメンバーが競って説明する様が微笑ましかった。 ライブ終盤、炎をアグレッシブに使った「Cry out」で盛り上がりは最高潮に。岩本と向井が上裸になり、観客を煽る。メンバー9人とファンの熱気で、ドームの温度は確実に3℃上がったはずだ。
◆新たな光に向かって突き進むSnow Man 今回の公演で披露された楽曲は、アンコール4曲を含め計35曲。最後に深澤から「アルバム『RAYS』を引っ提げてのツアー。本当に僕たちにとっての光は皆さんなんだなと、あらためて思いました。これからもSnow Man、そしてみんなで、支え合いながら一歩一歩、新たな光に向かって突き進んでいきましょう。本日はありがとうございました!」と挨拶の言葉が贈られ、コンサートは終了した。 SNSを見ると、今回のツアーについて「全席が神席」と評価する声が多い。その言葉通り、演出一つ一つから「ファンに寄り添いたい」「近くにいきたい」という9人の意志が強く感じられる。グループとして大きくなっても、ファンを大切に思う彼らの精神は変わらないようだ。 本ツアーの衣装点数は6ポーズ(ユニット曲は除く)。メインステージの大きさは、花道突端まで最大幅約106m、高さ約19.7m。外周花道の全長226m、センターステージ上下手花道の全長86.5m。1公演あたりの炎の発数、約4500発。リーダーの岩本がアルバム『RAYS』収録曲で振付を担当したのは、「LOVE TRIGGER」「リンディーララ」「endless night」「Wha cha cha」の4曲。 ライブ、MVともに、常に驚きの演出でワクワクさせてくれるSnow Man。来年1月22日にはデビュー5周年を迎える。次は何を見せてくれるのか、今から楽しみだ。 (構成=上田恵子、撮影=木村直軌)
上田恵子,Snow Man
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