ついに「T7」トランスポーターが登場 PHEV、EVも導入で第7世代へ フォルクスワーゲン
大人気商用バン 第7世代へ
ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、第7世代となる商用バン、トランスポーターの予告映像を公開した。フォードと共同開発した新しいプラットフォームを採用し、初めて電気駆動のEV版も導入される。 【写真】欧州の物流支える「大黒柱」な商用バン【新型VWトランスポーターの予告画像と現行型スポーツラインSWBを比較】 (29枚) トランスポーターは、フォルクスワーゲンの商用車部門(VWCV)で販売台数の3分の2を占める大人気モデルであり、新型の「T7」はフォード・トランジット・カスタムの兄弟車としてトルコのオトサン工場で生産される。 9人乗りのシャトル、2列シートのコンビ、そして荷物積載に特化したパネルバンが用意される。スポーティな「スポーツライン」仕様も設定される予定だ。 トランスポーターといえば、キャンピングカー仕様のカリフォルニアのベース車としても知られるが、新型は異なる。今年8月のコンセプトモデルで予告されたように、次期カリフォルニアはMQBプラットフォームのマルチバンをベースとする。 パワートレインとしてはディーゼルエンジンのTDI、PHEVのeモーション、EVのeトランスポーターが用意される予定だ。 詳細については2024年初頭の発表を待ちたい。
ウィル・リメル(執筆) 林汰久也(翻訳)