去就注目のデ・リフト

オランダ代表DFマタイス・デ・リフトがひとまずバイエルンでトレーニングを始めるようだ。ドイツ『スカイ』が報じた。 バイエルンでは余剰戦力とみなされ、去就に関する話題で持ちきりのデ・リフト。アヤックス時代に指導を受けたエリク・テン・ハグ監督のマンチェスター・ユナイテッドが関心を抱き、実際に獲得の動きを表面化させるなかで、デ・リフト本人もこの移籍に前のめりとされる。 個人条件で合意の報も飛び出す状況だが、バイエルンが求める基本金5000万ユーロ(約80億6000万円)＋ボーナスの移籍金がユナイテッドにとってネックとなり、クラブ間交渉が進まず。クラブ間交渉が取り沙汰されてから時間が経つが、今も決着の見通しが立っていないという。 そうしたなか、デ・リフトはユーロ2024参戦による休暇が終わり、2日にバイエルンの施設でパフォーマンステストを受けるため、クラブに戻る見通し。バイエルンが売却を望み、デ・リフト本人もユナイテッド行きを願う状況だが、プロとして新シーズンに向けた準備に励むそうだ。 なお、バイエルンは現在、アジアツアーとして韓国へ。ハリー・ケインらとともに不参加のデ・リフトはそうした選手とともにミュンヘンで練習に励むとみられる。