ロケ地「諏訪」、名画続々 ゴジラ新作も、経済に寄与
長野県中部の「諏訪地域」が、映画ロケ地として注目を集めている。撮影された作品が国内外で評価され、聖地を巡るファンの来訪などで経済効果も。地域を挙げての協力態勢や、東京からのアクセスの良さが人気の秘密という。 10日(日本時間11日)に開かれる第96回米アカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされている山崎貴監督の「ゴジラ―1.0(マイナスワン)」。物語の肝となるシーンの撮影を同県岡谷市役所の旧庁舎で行った。 監督が「古いまま残っていて貴重だ」と評価したという。エキストラとして出演した同市の小口美香さん(51)は「地元で撮影された映画を世界中の人が見てくれてうれしい」と喜ぶ。