皇族の減少どう防ぐ?女性・女系天皇の議論は棚上げに? 八木秀次氏「“男系継承”は民間にはない皇室の特殊な原理。正当性に繋がる」
対象的に兼近大樹は、「開かれて、知られてしまった途端にダメになる」と意見。「すごく抽象的でなければいけないものだと思う。具体的にすべて知りたいという気持ちもあるが、それによって抽象的でなくなるのは皇室のあるべき姿なのかと。“わかっちゃダメなんだけど、存在を認める”みたいな感覚。皇族というのは生まれながらに背負っているもので、自分で決められることはない。そこで何に配慮するかというのはすごく難しい」と語った。 小林氏は「りんたろー。さんと兼近さんの話が本質だと思う」とした上で、「皇室の話は男女平等とは全然別軸の話。統一的な宗教観のない日本において唯一、みんなの心の拠り所である天皇制・皇室、それがなぜ特別なのかの根源を守る議論だ。兼近さんが『オープンなのがいいとは思わない』と言ったように、その特別の大元を理論立てて説明できないと、いつしかなくなってしまう恐れがある。一方で、誰も小学校などで説明を受けてきておらず、世論調査で聞くと“男女平等でいいじゃん”となる。八木さんはそこの問題意識を持っているということだ」とした。(『ABEMA Prime』より)