オリ・中嶋前監督「今年の負の部分は全て私とT―岡田が持って出て行きます」ファンに最後のメッセージ
オリックスの「Bs Fan―Festa 2024」が24日、京セラドームで開催され、中嶋聡前監督(55)がサプライズ登場した。冒頭の選手入場後にスーツ姿でグラウンドに現れると、まさかの展開にファンからどよめきと歓声が起こった。 あいさつ全文は以下の通り。 こんにちは。みなさんご存じの通り2024年シーズンで辞任することになりました。ビジターの仙台で辞任発表しまして、何とかみなさんの前で話したいと思っていましたけど、この機会を作ってくださった本社井上CEO、湊社長本当にありがとうございます。 そして、6年間やりましたけど、この3連覇というこの数字、本当に球団職員のみなさま、スタッフのみなさま、もちろん、選手のみなさま、いろんなメンバーがいましたけど、海を渡った選手、引退した選手、そして他のチームに移った選手、みんなの力だと思っています。本当にこの場を借りてありがとうと伝えたいと思います。 今シーズン、本当に悔しい思いをしましたけど、プロ野球という世界、来年が始まった時に、数字はまたゼロからのスタートです。今年の負の部分、悪い部分、できなかった部分、全て私とT―岡田が持って出て行きますので、選手のみなさん、来年思い切り暴れちゃってください。そしてファンのみなさま、本当にありがとうございました。 代行から始まり4年半、本当にコロナという見えない敵と戦いながらやりました。無観客の試合、観客の制限、そんな試合が多く、何とかいい試合をやりたいと思い、それに応えてくれた選手たち。そして一番見せたかった、見てほしかった優勝の瞬間、その試合というか、胴上げの時でさえ見せることができなかった本当に…。2022年、そして23年何とかみなさんに見せることができたのが本当にうれしかったです。 うまく言えないですけども、本当にみなさんには感謝しています。そして、これから先、みなさんのオリックス愛をどうにか選手によろしくお願いします。これからいろいろまだまだ勉強して、野球界のためというか、多分、僕が野球が好きだと思います。そのために充電して、しっかり勉強して、ウズウズしてきたら、何かにやりたいと思います。またその時会いましょう。ありがとうございました。