言葉で振り返る4年ぶりVへの道 「泣きそうでした」「野球をやっていて良かった」「選手はよくやってくれました」 ソフトバンク小久保監督&選手たちの2024年
2024年、ソフトバンクは圧倒的な強さで4年ぶりのリーグ優勝を飾った。就任1年目の小久保裕紀監督に率いられ、強力な打撃陣と盤石な投手陣の歯車が合致。常勝軍団復活への第一歩を刻んだ。小久保監督や選手のコメントで今季の名場面を振り返る。 ■「あの小さかった真凜ちゃんが…」秋山幸二さん長女が花嫁姿【写真】 ◇ ◇ ◇ ▼王貞治会長=1月5日(仕事始めで)「この3年間で失ったものはものすごく大きい。それを取り返すのは今年からの戦い。厳しい戦いであることを認識した上で、各人が自分のやるべきことをやるだけ」 ▼甲斐野央=1月11日(FAの人的補償で西武移籍)「突然のことではありましたが、ホークスには本当にお世話になり感謝しかありません」 ▼小久保裕紀監督=1月14日(地元和歌山で激励会)「和歌山で生まれ育ち、野球人としての基礎は全て和歌山で培い、身につけた。ここからがスタート。次は勝って皆さんに会えるように頑張ります」 ▼山川穂高=1月27日(筑後で自主トレを公開)「僕にできることはホームランを打つこと、そして明るく元気にチームを盛り上げていくこと。一つ一つできることをやっていく」 ▼近藤健介=1月28日(西スポ賞の授賞式に出席)「移籍1年目で賞を取れて、少しは九州の一員になれたかな」 ▼小久保裕紀監督=1月31日(春季キャンプで宮崎入りし、選手たちに訓示)「世界一決定戦はまだないけど、5年後、10年後にひょっとしたら大谷翔平が率いるドジャースと日本のチャンピオンチームが戦う場ができるかもしれない。そこに出場するに値するチームになっておくのが大事」 ▼柳田悠岐=2月3日(宮崎春季キャンプで初の屋外フリー打撃)「気持ちは外でやっと遊べるな、みたいな感じです」 ▼小久保裕紀監督=2月22日(開幕投手に有原航平を指名したことを発表)「ブルペンの状態を含め、昨年の成績も考えたところ彼が一番ふさわしい」 ▼有原航平=2月22日(開幕投手に指名され)「(開幕投手は)やっぱり特別な思いがあります。僕のために書いてくれるのはすごくうれしいし、意気に感じました。チームを代表して投げさせてもらう。1球目から全力で投げることが大事」 ▼山川穂高=2月28日・西武との練習試合(豪快な逆転2ラン)「打った瞬間、いい打ち方ができたのでいったかなと思った。きつい練習もいっぱいやって、自分の時間もたくさん取れた。キャンプの内容が充実していたのが一番」 ▼孫正義オーナー=3月7日(東京本社での激励会)「何よりも待ち遠しい優勝という2文字をぜひ達成してほしい。大いに期待しています。毎日様子を見ていて、オープン戦で今日も勝ったと。(対外試合)8勝0敗ですか。本戦に取っておいてもらいたい。勝ち過ぎじゃないかというぐらい」 ▼ウォーカー=3月12日・巨人とのオープン戦(鹿児島でオープン戦1号2ラン)「シーズン中に調子が悪くなったら、また桜島に来ます」 ▼今宮健太=3月14日・巨人とのオープン戦(2番で2四球)「(小久保監督が)そこを評価してくれるし、自分としても四球で『よっしゃ』という感覚に変わってきています。価値観というか、自分の中ですごく価値あることだとやっと気づいたところがあるので。遅いんですけどね」 ▼小久保裕紀監督=3月28日(開幕戦を翌日に控えて)「(心境は)あんまり変化がない。キャンプ、オープン戦と順調にきたので、逆に順調すぎて怖い。慢心することなく、引き締めて」 【#4月以降のソフトバンクナインの言葉は下記リンクから】