夕飯の主菜にもなる!ボリュームたっぷり豚肉のつまみ2品【賛否両論・笠原将弘さんの家つまみ】
週末、家族や気の置けない仲間と集まって、おいしいおつまみとお酒でわいわいやるのは楽しいものです。今回は、ふだんのおかずにも使えて、お腹も満足する「おかずつまみ」を、人気料理店・賛否両論の笠原さんに教わりました。夕飯の主菜にもぴったりの、豚肉おつまみレシピを2品ご紹介します! 【画像で確認】ゆでてたれに漬けておくだけ!しっとりおいしい肉つまみ「ゆでチャーシュー」 ▶教えてくれたのは 笠原将弘さん 東京・恵比寿の日本料理店「賛否両論」店主。仕事が終わったあとの家飲みは、よく冷えたビールとともにサクッと作れるつまみで、という笠原さん。そのつまみを息子さんのお弁当のおかずにしていたこともあったとか。 ■ゆでチャーシュー ゆでてたれに一晩漬けておくだけの、簡単豪華つまみ 【材料】(4人分)*1人分369kcal/塩分1.7g ・豚バラかたまり肉・・・ 400g ・長ねぎ(青い部分を含む)・・・ 1本 ■漬けだれ └おろししょうが、おろしにんにく・・・各小さじ1/2 └しょうゆ・・・ 1/2カップ └みりん・・・ 1/4カップ ■A └酢 ・・・小さじ2 └しょうゆ ・・・小さじ1 └砂糖、ラー油 ・・・各小さじ1/2 練り辛子 【作り方】 1. 鍋に豚肉と、ねぎの青い部分を切って入れ、かぶるくらいの水を注いで強めの中火にかける。煮立ったらアクを取り、弱火にして約1 時間ゆでる。 2. ゆで汁をきって食品用ポリ袋に入れる。漬けだれの材料を加え、空気をしっかり抜いて口を閉じ、冷蔵室に一晩(約12 時間)おく。 食品用ポリ袋で漬けると、少ない調味料ですみ、味のしみわたりもいいという利点が! 3. ねぎの白い部分を斜め薄切りにし、Aであえる。 4. 豚肉を薄く切って器に盛り、3と練り辛子適量を添える。 ■豚バラこんにゃく土手煮風 こんにゃくを豚肉で巻いてつまみ感アップの、ニュー土手煮 【材料】(2~3人分)*1人分380kcal/塩分2.8g ・豚バラ薄切り肉・・・ 200g ・こんにゃく・・・ 150g ・ゆで卵・・・ 2個 ・じゃがいも(メイクイーン)・・・ 1個 ■煮汁 └だし汁・・・ 2カップ └酒・・・ 1/4カップ └みそ ・・・大さじ3 └砂糖 ・・・大さじ2 └しょうゆ、みりん・・・ 各大さじ1 ・万能ねぎの小口切り・・・ 3本分 七味唐辛子 【作り方】 1. こんにゃくは縦半分に切ってから7mm幅に切り、熱湯でさっとゆでこぼす。 2. じゃがいもは大きめの一口大に切る。 3. 1を芯にして豚肉で巻き(豚肉が長ければ半分の長さに切る)、適量ずつ串を打つ。 豚バラ肉でこんにゃくを巻き、串を打つと見た目も楽しく、グレードアップ。 4. 鍋に煮汁の材料を合わせ入れ、2と3を加えて強めの中火にかける。煮立ったらゆで卵を加えてホイルで落としぶたをし、弱火で約10 分煮る。 5. 器に盛り、万能ねぎをのせて七味少々をふる。 * * * 「ゆでチャーシュー」は、前日に漬けだれに漬け込んでおけば、当日は切って、たれとあえたねぎをのせるだけだから簡単です。明日は帰りが遅くなりそう…なんてときにも、ぜひ作ってみてくださいね! レシピ考案/笠原将弘 撮影/日置武晴 スタイリング/池水陽子 編集協力/赤澤かおり 栄養計算/スタジオ食 ※みりんを加熱せずに使用するレシピで、みりんのアルコール分が気になる際は、電子レンジ(600W)でラップをかけずに30秒加熱してから使用してください。 文=高梨奈々