ドジャースは頂点に立てる…?MLBライバル球団と徹底比較。現地メディアの予想は?
実力、組織力、育成力のすべてが拮抗し、両者共にナショナルリーグの盟主ともいえるロサンゼルス・ドジャースとアトランタ・ブレーブス。今季も例年通りMLB最高勝率はどちらかであろうと予想されていたが、開幕から1か月半が経ち各々の成績、勢いなどが分かってきた。ここまでの現地の予想、評価を見てみよう。(各成績は日本時間5月16日時点)
主要米メディアの順位予想、見方
『ESPN』 ドジャース1位、ブレーブス4位 ※打線,投手陣共にギアを上げている 『The Athletic』 ドジャース1位、ブレーブス2位: ※クローザーの故障は後に響くかもしれない 『MLB.com』 ドジャース1位、ブレーブス4位 ※ベッツがチーム2番目なんておかしい 予想システム 『Fangraphs』 ワールドシリーズ優勝確率: ドジャース20.1%(1位)、ブレーブス18.4%(2位) 『PECOTA Standings』 シーズン勝利数予想: ドジャース102.6勝、ブレーブス99.6勝 チームが好調の間は当たり前のことかもしれないが、上記の通り、どのメディアもドジャースを絶賛している。そのうえでウォーカー・ビューラーが戻ってくるのはアンフェアだという論調だ。 一方で、ブレーブスに対しては打線の不調や、昨季20勝を記録したスペンサー・ストライダーの故障による今季全休など不安要素があるものの、本来の調子を取り戻せばトップに戻るだろうと予想している。 これは予想システムにも表れていて、ドジャースは開幕前からランクが上がり1位になってはいるものの、遠くない2位にブレーブスがつけている。 両チームの成績 以下成績はドジャース、ブレーブスの順(日本時間5月16日時点) 勝-敗 29-16 NL西地区1位 7.5差、26-14 NL東地区2位 3.0差 ピタゴラス勝率(※得失点差計算) 31-14、25-15 先発投手防御率 3.24、3.39 先発投手イニング/1先発 5.2、5.6 救援投手防御率 3.05、3.32 野手wRC+(※打席当たりの得点創出の多さを「リーグで平均的な打者を100」とした場合、 何パーセント得点を多く創出しているか。) 126、110 チームOAA(※平均的な選手よりどれだけ多くアウトを奪ったか) +12、+7 故障者リスト入り(注目選手のみ) エバン・フィリップス、ボビー・ミラー含む12人、 ショーン・マーフィー、スペンサー・ストライダー含む5人